PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

私の最近のロレックス事情。

2011-01-03 | 悩み

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「…ないですね。ロレックス。なんにも。」

これが私のここ最近の口癖です。メンズラインに於いて、現行6桁は変ですし、前作の5桁もすべて買ってみましたし、4桁は日ロレメンテに泣かされる始末。

一方の頼みの綱のチュードルはそのヘリテージクロノも私の予想よりもはるかに安価な29万円台になりましたし、チュードルのクロノタイム791XXラインも後期は言うに及ばず、前期ギャラ付きでも79160シルバー前期でさえ今後35万円を下回るとのこと(都内某質屋系ショップ談)。これを聞いて流石に所有のクロノタイム791XXラインをすべて売却整理にとりかかる予定でいます。

時計は投資ではないけれど、やはり飽きが来るので高い内に転売したほうが懸命に決まっています。私も病的な飽き性(しかし、仕事には良い影響がでるんですなコレが)。

しかし、そこはだいすきなロレックス。私の中でロレックス神話は次なるステージを迎えた感があります。

しかし、バブルバックでもMARK ○〟とかいう訳の分からない文字板の書体やインデックス、針違いのサブや1665、1655などの収集ではないんですよね。20年間集めた細かいロレックスを大量に処分し、厳選した個体をさらにマーケットにある同一モデルと比較しながらよりコンディションのよい個体とエクスチェンジしていくという、スクラップ&ビルドの実行。長期に所有するモデルを蒸留酒のごとく完璧なコレクションへとブラッシュアップしていくことに専念しようと思います。或る意味コレクションが振り出しに戻る感はありますが、「ないんですよね。いい個体は。コレクターが個人破綻してくれない限り、いい個体は手放しませんから」いまショップにある個体はまだまだよいものは出揃っているとは言えませんな。参考までに今月の松屋銀座の時計市は直近のメルクマールにはなるでしょうけど。

まあ、少しは飽き性が人並みレベルに戻ることを期待はしていますが。


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