PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

「インフレターゲット」と「新型スポロレ価格」とのアンビバレンツな関係を検証する。

2010-07-29 | 悩み

Sub2010

新品現行もいいですけど、ニュータイプのロレックスもいいですね。箱を開けたときのニューな臭い、キズ線の入っていないプライスタグ、もちろん保護テープを自分で剥がすセレモニー的なこともいいですが。

写真は某ショップで撮影させていただいた新型サブマリーナLVとLNです。国内の需要は有りますが、昨今の極端な円高のため、それらの正規品のショップ店頭販売価格も並行入荷品価格に引っ張られています。本来ならば、リリースしたてのスポロレはこれほど早くは下落致しません。

それほどファイナンシャル・クライシスは続いているともいえるのです。

日本政府はなぜ、インフレターゲットに集中しないのでしょうか。

経済学を学ばなくとも、この段階でインフレターゲット政策をしなければ、円安誘導は根本的にムリです。さもなくば、日本版サブプライムローンをもっと世界レベルで暴露し、日本の通貨危機を誘導させ、1ドル110円ターゲットまで円安にさせれば、輸出企業に活路がでるでしょう。そうなれば沈んでいたUボートの浮上のごとく、このビッグバンで日本経済も浮上します。生みの苦しみは必要でしょうし、このような「今、そこにある危機」を財務省はもっと認識するべきです。

評論家も言うように、「打ちこわし」、「焼き討ち」そして「破却」など、近世・近代のファンキーな日本人の〝義侠的行動〟は、この世知辛い現在の日本でも、世論や人々の心を熱くする日本人的に容認される行動のひとつなのかもしれません。

私はハト派ですので騒動は嫌いですが、みなさん、そういった風雲児集団の出現を心待ちにしているのでしょうね。


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