Basel/2007で、異様なベゼルと、10分計を搭載するヨットマスターⅡよりも、私が注目したのは、やはりそうですミルガウスです。
私は2年ほど前から、このブログでも、ミルガウスの復活は下記のとおりに私のブログでも紹介していました。その抜粋は…
『…ちなみにミルガウスの継承モデルはデイトジャストオイスタークオーツに他なりませんが、これさえもオーダー品で、現在では廃盤状態です。しかし、このオイスタークオーツが、オーディマピゲのロイヤルオークのデザイナーとして有名なジェラルドジェンタ氏によるものだとしても、プレミアムは付きそうもなさそうですが、自動巻ミルガウス復活という、マコトシヤカな話題をシンガポールのロレックスコレクターから昨年聞きましたが、眉唾ものです。1019が現在、200万円オーバーであり、メーカー修理が困難で、オリジナル性も喪失している現在ならば、〝ミルガウスの復活〟を待ってみるのも一興かと存じます。…』(2005年10月 1日 (土)『ロレックスキャリバー1570搭載の旧型エクスプローラー1016の今後を検証する。』下線部引用者)
私と旧知の仲であるシンガポーリアンのロレ事情通の彼は流石と今更ながらに感心しました。。しかし、先ほどメールで問い合わせをいたしましたが、ヨットマスターⅡの異様なディテールは知らなかったそうです。。
さて、注目の新型ミルガウスの主なディテールと正規予想価格と並行品プレミアム予想価格は、下記のとおりです。
① ケース直径40mm
② アンチマグネティック新型ムーヴメント
③ 新クラスプにエクステンション可能な新型ブレスレット
④ 正規価格予価58万円
⑤ リリース第一年目の並行品プレミアム予想価格110万円
⑥ シルバーダイアルと2種類のブラックダイアル
⑦ ダイアルに応じたグリーンとノーマルの2種類のサファイアクリスタル
⑧ 非限定品
ところで、改善して欲しい点はイナズマ針は良いのですが、長針・短針が、あまりにもノーマルすぎるので、両方とも幅広にするべきです。また、ラグがポリッシュだといっても、ブレスの中コマをポリッシュにするのはミルガウスのイメージから言うと可笑しいです。さらに、ダイアル外周の60秒数字は不要です。
更なる詳細は、ロレックスの公式ホームページでご確認ください。
それでもロレオタの私は早速、知人の正規仲卸会社へ発注しましたが、かなりの特殊時計なので最悪二年は待たされるかもしれませんが。。
追伸、気になる前作Ref.1019の価格動向ですが、この新型ミルガウスのバランスが良くないので、更にアンティーク価格はかえって上昇するものと思われます。