京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

梅小路公園の梅と公園の変貌

2020-01-25 05:39:03 | 2020 花


梅小路公園の梅も開花しました。
公園内には梅林があり、芝生周辺にも梅や桜が植えられています。






































白梅も咲きはじめです。










菜の花も咲きはじめです。





久しぶりの梅小路公園ですが、新たな建物・施設が建設中でした。
この7,8年で公園の環境は大きく変わりました。
梅小路公園は市街地の中心(京都駅から西へ徒歩約15分)にあり、緑と花で憩える空間として1995(平成7)年から開園している面積約13.7ヘクタールの都市公園です。
ちびっこ広場や広い芝生があり、土日、祭日は多くの家族連れで賑わう場所です。





また公園内には建都1200年を記念して創設された日本庭園『朱雀の庭』や、復元型ビオトープ『いのちの森』、レストランなどの『緑の館』があります。

近年公園内に『京都水族館』が建設。2012年3月





2016年4月には日本最大級の鉄道博物館『京都鉄道博物館』がオープン。





さらにJR西日本の梅小路京都西駅が昨年2019年3月に開業しました。




京都駅から徒歩圏内ですが、市バスだけでなく新駅誕生で観光客の交通アクセスがかなりよくなりました。
今まで公園の利用はほとんど市民だけでしたが、水族館や鉄道博物館ができてからは京都外の観光客が急増しました。
今回行くと公園内に屋外スケートリンクが作られ、ホテルが2件建設中でした。

屋外スケートリンク、3月以降はローラースケートに。
スケートリンクの隣は建設中の三菱地所によるホテルです。
地上6階、客室246人、完成は2020年9月末だそです。



さらにもう一カ所、市電ひろばの裏に建設中です。
地上5階、客室144人、今年の4月完成予定だそうです。









近年の京都は、来日観光客の増加で宿泊施設が不足していたこともありましたが、最近はホテル建設ラッシュと民泊急増の影響で、今や京都市内の宿泊施設は過剰状態です。
もうホテル建設は規制すべきとの意見もでています。
市民生活への影響が顕著になり、市民の不満も高まっています。
市バスに乗れない、静かな住宅街に民泊が乱立し、キャリーケースのゴロゴロが響きわたる。
来日観光客の私有地への立ち入りなど以前にはなかったことがおきています。
梅小路公園も市民の憩いの場から市民が追い出されるのではと、心配しています。
オーバーツーリズム問題は世界でも問題になっているようですね。







京町屋下京(13)王*家、奥*家、布袋屋、斎*家、満月の花、川嶋旅館、太一

2020-01-24 19:14:35 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋下京区の続き、第13回です。

王*家





奥*家





布袋屋





斎*家










満月の花





川嶋旅館





太一





京都町屋外観の特徴
屋根
一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
店の間の外観
軒下に水引暖簾、大戸に印暖簾を掛けます。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。




早春のセツブンソウ(節分草)開花

2020-01-24 06:34:51 | 2020 花


例年大寒(1/20)から立春(2/4)頃までは寒い日が続き、京都市内でも雪が降ったりするのですが、今年の暖冬は格別なようです。
暖かくて、雪にならず雨になってしまうようです。
今年は嵐山や金閣寺などの雪景色は投稿できなくなりそうです。

植物園で早春のセツブンソウ(節分草)が開花しました。
セツブンソウという名前は節分の頃に花をつけることに由来します。
本州の関東地方以西に分布し、高さ10センチほどの小さな花で、枯れ葉の間から茎が伸び花をつけます。
バイカオウレンやセリバオウレンと同じキンポウゲ科の多年草で、京都府の絶滅危惧種に指定されています。
まだ早いですが、早春の兆しが目に見えてきました。









開花直前の蕾がいくつも地上に出はじめました。









クリスマスローズ









スノウドロップ



















京町屋下京(12)矢尾定、Uber Eats、田中長奈良漬店、荒川商店、藤井畳店、うお秀、常木屋

2020-01-23 17:48:38 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋下京区の続き、第12回です。

矢尾定









Uber Eats





田中長奈良漬店









荒川商店










藤井畳店





うお秀










常木屋





京都町屋外観の特徴
屋根
一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
店の間の外観
軒下に水引暖簾、大戸に印暖簾を掛けます。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。






印空寺の熱海寒桜開花

2020-01-23 05:47:20 | 2020 花


印空寺は松尾芭蕉が「名月や池をめぐりて 夜もすがら」と詠んだと言われる広沢池の東にあります。
ここの熱海寒桜は2月に開花していたのですが、暖冬の影響で昨年と今年は1月中の開花となりました。
熱海寒桜は寒桜の一種で、名前の付いている熱海では1月上旬~2月に咲くようです。
薄いピンクの可愛い桜です。

熱海寒桜です。









印空寺



























向かいの石像




























椿いろいろ

2020-01-22 20:29:56 | 2020 花


植物園で今咲いている椿です。

菊冬至





白玉絞





天倫寺月光









ユキバタツバキ 白花





天ヶ下





東洋町









有明





酒天童子





伊勢太白





白雪





紅侘助





太郎庵





藪椿









土佐有楽





不老庵





東洋錦









絞臘月





沖の朝日





大盃




太郎絞





雲竜椿





白唐子




白牡丹




元旦





宝合





大神楽





玉川





紀州司





玉兎





千年菊


























京町屋下京(11)ファブリーハウス、irodorikyoto、三*家、三丘園、林*家、市*家、いっ献

2020-01-21 18:54:52 | 京都の町 町屋・建造物


京都町屋下京区、第11回続きです。

ファブリーハウス





irodorikyoto





三*家






三丘園













林*家





市*家





幸野楳嶺生誕地石碑
弘化元年3月3日(1844年4月20日) - 明治28年(1895年)2月2日)は、江戸時代末から明治初期の日本画家。





いっ献





京都町屋外観の特徴
屋根
一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
店の間の外観
軒下に水引暖簾、大戸に印暖簾を掛けます。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。








新年の真如堂 西雲院 三重塔

2020-01-21 05:43:06 | 京都めぐり


新年初の真如堂散策です。
紅葉が終わり、春まで寂しい景色ですが、境内には水仙や椿が咲いています。









本堂





手水舎





三重塔





水仙


















椿






本堂裏

















金戒光明寺の塔頭西雲院
会津藩士352名の墓所の菩提寺です。
ここはいつ来ても花が絶えないです。










墓地





金戒光明寺三重塔













真如堂周辺ぶらり散策でした。



































京町屋下京(10)南*家、麻*家、あかまる、伊*家、唐*家、KYOTOBENTO、 ROCCA&FRIENS

2020-01-20 19:15:38 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋下京区、第10回です。

南*家









麻*家










あかまる





伊*家









唐*家





KYOTOBENTO





ROCCA&FRIENS




外観の特徴
屋根
一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
店の間の外観
軒下に水引暖簾、大戸に印暖簾を掛けます。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。