京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京町屋下京(12)矢尾定、Uber Eats、田中長奈良漬店、荒川商店、藤井畳店、うお秀、常木屋

2020-01-23 17:48:38 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋下京区の続き、第12回です。

矢尾定









Uber Eats





田中長奈良漬店









荒川商店










藤井畳店





うお秀










常木屋





京都町屋外観の特徴
屋根
一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
店の間の外観
軒下に水引暖簾、大戸に印暖簾を掛けます。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。






印空寺の熱海寒桜開花

2020-01-23 05:47:20 | 2020 花


印空寺は松尾芭蕉が「名月や池をめぐりて 夜もすがら」と詠んだと言われる広沢池の東にあります。
ここの熱海寒桜は2月に開花していたのですが、暖冬の影響で昨年と今年は1月中の開花となりました。
熱海寒桜は寒桜の一種で、名前の付いている熱海では1月上旬~2月に咲くようです。
薄いピンクの可愛い桜です。

熱海寒桜です。









印空寺



























向かいの石像