祇園祭前祭の山鉾23基のうちまだ紹介できていないのが保昌山です。
山鉾が建ち並ぶのは四条通り、油小路、西洞院、新町、室町通りですが、
一基だけ離れた東洞院高辻にあるのが保昌山です。
昨日宵山の朝にやっと訪れることができました。
明治初年まで「花盗人山」と呼ばれ、平井保昌が和泉式部のために紫宸殿前の紅梅を手折ってくる姿を表しています。
山の故事に因み宵山には縁結びのお守りが授与されます。
前懸と胴懸は丸山応挙下絵の逸品として特に有名です。
保昌山会所
会所二階に御神体があります。
会所の中には胴懸や前懸、見送などが飾られています。
縁結びの提灯が吊るされているのは保昌山だけです。
昨年の保昌山巡行
山一商店の屏風飾りです。15日夜に撮影したものです。
祇園祭らしい屏風が公開されています。
昨晩の宵山は私は行きませんでしたが、ものすごい人出だったようです、
京都新聞の画像を拝借しました。