祇園祭前祭は17日の巡行で終わり、山鉾はその日のうちにほとんど解体されます。
翌日からは早速後祭が始まります。
以前は後祭はなかったのですが、一昨年古式通りにということで49年ぶりに復活しました。
後祭の山鉾は前祭の23基より少ない10基で、新町通りと室町通りに集中しています。
前祭の四条通りの通行止めや道幅を狭める露店がないですが、私は本来の京都の祇園祭らしい風情が楽しめると思っています。
昨日午後山鉾町に行ってきました。
山鉾が建ち並んでいた四条通りは元の景色に戻りました。
月鉾は解体の最終段階でした。
荒縄がほどかれていきます。
あっという間に柱だけです。
もうひとつ残っていた放下鉾も柱だけです。
解体される一方、後祭の鉾建てが始まりました。
後祭巡行の最後を飾る大船鉾です。
この鉾は蛤御門の変(1864)の大火で消失し、以来150年間休み鉾になっていましたが、
平成26年復興された一番新しい鉾です。
船形の躯体に組まれていきます。
木材もまだ新しいです。
昨年巡行の大船鉾
後祭の山鉾建ては18日ー21日
後祭宵山は 21日ー23日
後祭巡行が 24日になります。
また巡行当日は八坂神社石段下で花笠巡行(10ー12)、夕方(17ー)には四条
御旅所を三基の神出発し、八坂神社に戻ります。