7月1日の吉符入りに始まった祇園祭もいよいよ最終版の後祭巡行です。
10基の山鉾が烏丸御池を9時半に出発し、御池通りを東進、河原町を南下、四条河原町から四条烏丸までの約2時間の巡行です。
前祭の巡行とは逆コースになります。
私は8時前に山鉾町に着き、出発前の景色から撮影しました。
大船鉾
宵山を賑わした提灯などは全て撤去され、出発を待つだけです。
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北観音山
裃の役員や曳手の方々が集まっています。
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見送幕
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南観音山
出発前の恒例の記念撮影です。
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八幡山
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黒主山
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出発前の御神酒でしょうか。
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役行者山の見送幕
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新町通り御池に移動します。
北観音山の辻まわし
山鉾の車輪は車のようには曲がりません。
車輪の下に竹を割ったのを敷いて、曳手が3回で90度向きを変えます。
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南観音山辻まわし
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御池通り
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大船鉾辻まわし
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今度はスタート地点の烏丸御池に移動します。
巡行の先頭は祇園會の旗です。後くじ順に巡行が進みます。
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一番 橋弁慶山
五条大橋で弁慶と牛若丸が刀を交えています。
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二番 北観音山
文和2年(1353)創建の曳山、昨年8年ぶりに復元新調した下水引の披露です。
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三番 浄妙山
「平家物語」の合戦の一場面で、橋げたに矢が突き刺さっています。
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四番 役行者山
修験道の祖、役行者と一言主神、葛城神の御神体を安置しています。
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御池通り
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五番 黒主山
謡曲「志賀」に因んでいます。
昨年御神体の小袖、腰帯が新調されています。
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六番 南観音山
山の後ろの柳の大枝は疫病を防ぐと言われています。
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七番 鈴鹿山
真松に山鉾で唯一絵馬がつけられ、盗難よけの護符になっています。
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御池通り
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八番 八幡山
地元の八幡宮を勧請、左甚五郎の木彫りの鳩は夫婦円満のしるしとされています。
社殿は総金箔で豪華そのものです。
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見送幕
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御池通り
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九番 鯉山
左甚吉郎作の鯉は立身出世を象徴しています。
16世紀ベルギー作タペストリーは国の重要文化財です。
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最後 大船鉾
神功皇后が凱旋した船に由来する鉾、一昨年150年ぶりに巡行復帰しています。
今年は船首の龍頭と前部下水新調されています。
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10時前、10基の山鉾を見送りました。
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祇園祭は31日八坂神社の疫神社夏越祭で終わりですが、私の祇園祭投稿は今回で終了です。
長い祇園祭のお付き合いありがとうございました。
昨日の御池通りは蝉の鳴き声が凄かったですね。解説者の声が消されるほどでした。
関東はまだ梅雨が明けず蝉の声もあまり聞こえません。涼しい毎日です。
仰有るとおり後祭巡行では大船鉾は圧倒的な存在感です。大船鉾の巡行を見送り、今年の祇園祭も終わりました。
近い将来(2026年)には現在休み山になっている鷹山も復興すると思います。大船鉾の前を巡行するくじとらずの大曳山だったそうです。
なんとか10年後見てみたいです。
京都市内はどこもセミの大合唱で、うるさいくらいです。早く関東も梅雨明けしてほしいですね。
祇園祭も終わり毎年ながら少し虚脱感があります。
毎年前祭は梅雨明け前で蒸し暑く、後祭は梅雨明け後ですが、これまた暑い日々でした。
しかし、後祭の期間、朝晩が幾分か気温も低めで助かりました。
昨年の秋は気温が高すぎて紅葉も良くなかったですが、今年はきれいな紅葉を期待したいです。
まだ八月に入っていないですが、最近散策していると一部色づきはじめているのが目につくようになりました。夏真っ盛りですが、季節は少しずつ進んでいる実感しています。
舟が街中を行くのは不思議な感じです。
南観音山の向かい側は工事中でしたが残念です。
前祭のときは途中雨が降りましたが、後祭は晴れてよかったです。
各山鉾とも雨避けのビニールをかけていないのがなによりです。
新聞によりますと、見物人も多かったようです。
移動しながらの撮影に少し苦労しました。
これで私の祇園祭も終わりです。
少し虚脱感があります(笑)。
見たかったです
来年は是非その大船鉾も含めて見てみたいものです。
ありがとうございます。
それは残念でした。
機会があれば巡行を見ていただきたいです。
前祭巡行は混みに混みますのが、できれば後祭のほうがおすすめです。