京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

祇園祭後祭の宵山(22日)

2016-07-23 14:13:24 | 2016祇園祭

私の祇園祭もついに後祭宵山、残すは日曜日の巡行です。
昨晩宵山の風情を味わいに山鉾町にでかけました。
前祭は四条通りが歩行者天国になり、混雑を避けるため歩行者の通行も規制されますが、
後祭の宵山は通行規制もなく落ち着いた雰囲気で夜の山鉾を味わうことができます。
梅雨が明け日中は猛暑ですが、朝晩は風もあり少し過ごしやすいのです。
昨晩の宵山もときおり風が頬をかすめ、心地よかったです。


まだ日が落ちる前18時20分の新町通り

北観音山





役行者山





山鉾町の各家でも提灯を付けています。





鷹山
現在休み山ですが、復興を目指して準備が進められています。
鷹山は応仁の乱以前から巡行していた由緒ある山鉾で「くじとらず」の大きな曳山だったそうです。
文政9年(1826)の巡行で大雨にあい、懸装品が汚損してしまい、以来休み山になっています。
以来190年御神体をお飾りする居祭だけが続けられています。

三条通り室町西入の町屋で会所かざりが行われています。





天明の大火(1788)、蛤御門の変の大火(1864)をくぐり抜け、焼け残った御神体が公開されています。
御神体は鷹匠、犬飼、樽負の御三体です。





町内の子どもたちも粽や手拭い、おみくじ、扇子売りに頑張っています。





黒主山





浄妙山










橋弁慶山





御神体









鯉山










北観音山















南観音山














大船鉾















今回も山鉾町商家の貴重な屏風が公開されていました。
明日朝には投稿できると思います。


付録

北九州の僧侶が紙芝居で仏教説話を上演していました。
この僧侶は京都新聞に載っていたのですが、毎月25日北野天満宮天神市に京都入りし、
紙芝居無料で上演し続けている方だそうです。
祇園祭の宵山にも来ていました。








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2 コメント

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北九州の僧侶 (tango)
2016-07-23 15:46:06
そのような僧侶さんがいらっしゃったのですか??
知りませんでした??
山鉾町商家の貴重な屏風・・・・昨年も立派な屏風を
見せていただきました
今年も楽しみにしております
焼け残った御神体…すごい歴史ですね~~
毎日の撮影、お疲れが出ませんように~~(^_-)-☆
居ながらにして宵山を見せていただいて感謝です
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tangoさまへ (京都で定年後生活)
2016-07-23 18:14:49
こんばんは
京都新聞の記事では北九州市小倉北区の本門佛立宗の不輕(ふきょう)寺の僧侶、西田登光(39)だそうです。
北九州から京都までほんとうに御苦労様です。
屏風の記事は明日朝投稿いたします。
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