鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第166回】 龍吟さんでの食事

2011年06月15日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は東京でセミナーを開催していました。

セミナー後、以前から一度行ってみたかった、六本木の和食店「龍吟」に食事に行きました。

このお店は、このブログの60回目でも書いた、銀座の名店
「銀座小十」さんの兄弟子さんでもある山本征治さんのお店です。

昨年、NHKの「ふたり しのぎあい、果てなき絆~日本料理人・山本征治×奥田透~」という
番組を見て、山本征治さんと奥田透さんの生き方に感動し、
今年中に絶対にこの2店で食事をする、ということを目標に掲げた(←どんな目標やねん!)
ので、昨日時間をとって行ったのです。

小十さんがカウンター席中心のこじんまりした和の雰囲気のお店なのに対し、
龍吟さんは店内が中国のような雰囲気で、少し大きめのお店でした。

店の中には、至る所に龍が存在し、独特の雰囲気を醸し出していました。

料理は小十さんがオーソドックスなのに対し、龍吟さんはかなり独創的でした。

昨年のテレビで2名が調理方法に取り組んでいた、
天然大うなぎがメインで出てきたのにも感動しましたが、
個人的に一番おいしかったのは、鮎でした。

鮎がお皿の上で凛と立って泳いでいる状態で焼き上がって出てきたのです。
もちろん、頭から丸かじりでき、臭みも一切なく、絶妙な焼き方で、
「こんなおいしい鮎があったのか!!!」と思ったほどでした。

最後のデザートも凄く工夫があって、桃を液体窒素で凍らせてパウダー状にし、
それを飴で桃の形に細工したものに、アツアツの飴をさらにかけるという、
今までに食べたことがないものが出てきました。

小十さんにしても、龍吟さんにしても、今の日本を代表する和食のお店ですが、
味だけではなく、お店の雰囲気、接客も、非常に素晴らしかったです。

そしてその後、六本木と言えば、リッツカールトン東京がありますので、
リッツカールトンに宿泊。

このホテルは、窓から見える景色、室内も素晴らしいのですが、
個人的に一番好きなのは朝食です。

本当に朝ご飯がおいしいのです。

生絞りのオレンジジュース(本当にしぼりたてで出てきます)。
クロワッサン。
目の前で焼いてくれるオムレツ。

非日常を味わった1日でした。

非日常を味わった後、日常に意識を戻す際、私は「さぁ、やらねば!!!」という気持ちになれます。

何となくスイッチが入るのです。

6月はタフな1か月なのですが、ちょっと贅沢した1日でした。

皆さんは、いい気分転換が出来ていますか?
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【第165回】 口先の言葉だけでは・・・

2011年06月14日 | 住宅コンサルタントとして
営業センス溢れる人は、数はそんなに多くはないですが、確かに存在します。

頭の回転が速く、相手が何を言わんとしているかを察知し、
それに対し、とても分かりやすい言葉で返すことが出来る。

しかも感性も豊かで、楽しい話のときには満面の笑みで聴くことが出来、
悲しい話のときには悲しげな目で相手の話にうなずく・・・。

こういう、天才的な方が世の中にちゃんと存在するのです。

しかしながら、営業センスが営業成績に比例しているかというと、そういうわけではないのです。
これが、商いのおもしろいところでもあります。

人と会話を盛り上げる技術は、営業マンとしてとても大切ですが、
それだけでは結果につながらない、ということは、お客様は別の部分も見ているということです。

単価が低く、購買頻度の多い商品を売る場合、
担当スタッフのノリや会話のセンスがよく、ルックスもそれなりであれば、
比較的お客様は購入して下さるかもしれません。

しかしながら我々が扱っているのは、単価が高く、購買頻度が極端に少ない住宅です。
お客様は慎重に購入先を判断されるのです。

ノリだけでは売れないです。
口先の言葉だけでも売れません。

お客様が最終的に何を信じて契約書に判をつくのか・・・?
ここを分かった、営業センス溢れる人こそが、トップ営業マンとなれるのです。
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【第164回】 シブいオッサンになれるように・・・

2011年06月13日 | 住宅コンサルタントとして
若い頃は、結構安い服(特にスーツ)を身に着けていても、
大半の人は痩せていますし、ルックスも若々しいので、それなりに合っています。

しかしながら歳を重ねると、体の線も太くなるし、肌もくすんできたりするので、
昔着ていた服を合わせても、何だかヘンテコリンになってしまう人が多いと思います。

雑誌なんかを見ていて思うのは、歳を重ねてもいいモノを身に着けていれば、
それなりにシブいオッサンになれるのではないか、ということです。

逆に歳を重ねても身に着けているものが安っぽければ、
何だか冴えないオッサンになってしまうと思います。

さらに、ファッションだけではなく、食事の後、歯に詰まった食べかすを取るために
品の無い音を出しまくっているオッサンとか、
歩き方がカッコ悪いオッサンだと、完璧にキモいレベルになってしまいます。

今の40代、50代の男性で、オシャレで品のある方は、本当にカッコいいと思いますし、
そういういい歳の重ね方をしていきたいと思っています。

歳をとると、体臭にも気を付けなければなりませんし、
当然体調にも気をつけていかなくてはなりません。

そうした部分を含めて、周囲に対するマナーとして、
品の良いオッサンになりたいなぁ、と思っています。

私のクライアントにも、とても素敵な経営者の方が何名かいらっしゃいます。

服装。
歩き方や姿勢。
立ち振る舞い。

こうした部分を見習って、素敵なオヤジを目指したいと思っています。

男性の皆さんで、歳を重ねてきている皆さんは、
自分を客観的に見ることが出来ていますか?

ファッション、におい、小物など、気をつかっていますか?

男は歳を重ねるほど、オシャレにならなければならないと思う今日この頃です。
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【第163回】 疲労のピーク

2011年06月12日 | 住宅コンサルタントとして
ここのところ、ちょっと体が限界気味です。

毎年、10月~11月に、こういう体の状態になるのですが、
今年は何故か6月に疲労のピークが来ている感じです。

よくよく考えたら、毎年マッサージに思いっきりお金を使う私ですが、
今年はそれほどまだ利用していないのです。

昨年、年末にハワイでゆっくりし、体調が良かったこともありますし、
年明けから自分の会社ということで、必要以上に気が張っていたのかもしれません。
だから、実はつい最近まで、自分の体調のことなどあまり意識していなかったのです。
ところが、最近「本当に体が悲鳴をあげているかも・・・」と気づいたのです。

昨日はとある県でエンドユーザーさん対象に講演をさせていただいた後、
家に帰って整骨院に行きました。

もう、どこを触ってもらっても、体に激痛が走るほど、体が張っていたようで、

「ちゃんと毎日ストレッチをやってください」
「少なくとも週に1回は来てください」

と言われてしまいました。

自宅近くのその整骨院は、夜8時までしかやっていないため、
月に1回通えるかどうかですが、他のエリアでも積極的に体のケアをしていこうと
改めて強く決意しました。

体のケア、皆さんは出来ていますか?
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【第162回】 発想源ライブプレミアム

2011年06月11日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとある住宅会社のコンサルティング終了後、そこの社長と一緒に、
私が大ファンである弘中勝さんの「発想源ライブプレミアム」に参加していました。

どんな内容かは、弘中さんのブログにも紹介されています。

住宅業界しかやらない、と自分自身ゾーンを決めてコンサルティングをしていますし、
住宅業界の超プロ(船井幸雄氏がよく使う言葉です)のつもりですが、
定期的に異業種からも学ばなければならない、と思っております。

異業種で、エンドユーザーから支持されている商品やサービスは何か?
それはなぜお客様から支持されているのか?
それを住宅業界に置き換えたとしたらどうなるのか?

異業種の繁盛店や大人気商品を見た際、自分の頭の中でいつもこうした思考をしています。

昨日の発想源ライブプレミアムでは、株式会社東京乳母車の社長である横田氏が、
同社のヒット商品である「プスプス」の開発までの道のりや、どういう経緯で会社を興したのか、
ということについて、お話されていました。

赤ちゃんを運ぶためのベビーカーとして、主流は折り畳み式ベビーカーですが、
それだとベルトで赤ちゃんを固定してしまうことになる。
すると、赤ちゃんにストレスがかかってしまうし、自由に寝返りもうてない。
しかも、赤ちゃん自身が露出されているので、例えば自転車とすれ違う際に
赤ちゃんの体に当たってしまうかもしれない・・・。

大切な赤ちゃんを運ぶベビーカーとして、理想は何なのか?

いろんな考えを経て、いろんな試行錯誤の中、開発されたのが、
東京乳母車さんの主力商品、プスプスなのです。

現物も見ましたが、超かっこいいし、このプスプスに赤ちゃんを乗せて
街を歩いていたら、まるで映画の中に出てきそうなセレブに見えますね。

プスプスが支持されている理由を自分なりに分析し、
また住宅業界における商品開発に活かしたいと思います。

また会場には、弘中さんの奥様やお子様も、弘中さん自身のプスプスと一緒に
最初から最後までいらっしゃって、さらに赤ちゃん連れのご夫婦も何組かいらっしゃって、
会場の中が愛に満ち溢れた、とても温かい雰囲気でした。

時間をつくって、一流の方のお話を聴いたり、一流のモノを見ることは、
本当に勉強になりますし、新しい発想をするきっかけになったりします。

皆さんは、今年何かのセミナーや講演会に参加されましたか?
何か一流のモノを見に行きましたか?
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【第161回】 節制する

2011年06月10日 | 住宅コンサルタントとして
超一流のスポーツ選手は、やはり自己節制が徹底しています。

先日、サッカー日本代表のキャプテンである、長谷部誠選手が書かれた本、
「心を整える。」を読みました。

その中で、実は私が最も感銘を受けたのは、サッカーの三浦知義選手が食事の際、
野菜をたっぷり食べて炭水化物をほとんど摂らないということでした。
(←本のタイトルとは全く違うところです)

毎日ハードな練習をしているサッカーの選手ですら、
食事を節制しないと余分な脂肪が体についてしまうそうです。

大した運動をしていない私が、何の食事制限もせず、食べたいものを食べていれば
当然太ってしまうわけです(涙)。

また、今の日本のトップクラスの選手で、ヨーロッパで活躍している選手たちが、
長谷部選手の声掛けで、ドイツで集まって食事をしたそうですが、
皆さんアルコールは一切飲まなかったそうです。

やはりアルコールは疲れの回復を遅らせたりするようで、
プロのスポーツにとってアルコールを毎日飲むことはタブーだそうです。

一流の人の食生活を知って、自分の食生活を反省しました・・・。

ジャンルは違いますが、私もプロフェッショナルです。
ですから、当然自分の仕事のパフォーマンスを最大にするために、
日々、努力しなければなりません。

食生活を変えようと思った1日でした。
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【第160回】 どんな目標設定をするかで人生は変わる

2011年06月09日 | 住宅コンサルタントとして
プロ野球の選手が、

「私の今年の目標は、打率2割5分、ホームラン5本です!」

と発言していたとしたら、実際にシーズンを通しての結果はどうなるでしょう?

おそらく、1軍の試合には出られないでしょう。
そもそも、そんな低い目標設定の選手を監督が使いたいとは思わないでしょう。

「打率3割、30本、100打点」を本気で目指している人が、
はじめて2割7分とか8分を打てるのではないでしょうか?

イチロー選手は、おそらく私の勝手な想像ですが、打率10割を狙っていると思います。

全打席、真剣にヒットを狙っているからこそ、200本安打を何年も継続できるのでしょうし、
ずっと3割を打ち続けることが出来るのでしょう。

住宅の営業マンも同じだと思います。

「年間6棟、受注します!」

と言っている人は、「打率2割5分を目指します!」と言っている野球選手と同じだと思うのです。

目標設定があまりに現実的だと、その人は伸びないと思うのです。

人はイメージした自分以上の自分にはなれません。

年間6棟と言っている人は、年間3~4棟しか受注出来ないのです。

もっとひどい奴は、自分で何棟受注する、という目標すら立てていません。

表面上、「○棟やりたいです!」と口では言いますが、口だけなんですね。

こういうダメダメ口先営業マンは、プロではないと思います。
給料をもらう資格なんてありません。

人は、どんな目標設定が出来るかで、自分の人生が変わる生き物なのです。

皆さんは、どんな目標を立てていますか?
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【第159回】 語ることと訊くことのバランス

2011年06月08日 | 住宅コンサルタントとして
住宅営業で初回接客が大切である、ということは、業界の人間なら誰もが知っていることです。

この初回接客時の印象が、その後の商談出来るお客様の数に直結します。
また、個人的には、例えそのお客様が商談まで至らなかったとしても、
目の前のお客様に「あの会社の営業さん、とてもよかったよ!」と言っていただけることは
将来的なその会社の来場数に比例するような気がします。

さて、初回接客時にどういうスタンスでお客様に接すればいいのでしょうか?

ダメなのは、自分達の商品の説明を「これでもかっ!」というくらい説明し、
しかも自分の話に酔っている営業マン。
まあ、こういう奴は、絶対に結果が出ません。

次に、「初回接客時にお客様の現状を訊きとることが大切」ということで、
世間話の後にお客様の現状をヒアリングする、という営業マン。
お客様の現状を把握する、ということはとても大切なことです。

家を建てなければならない理由がある方なのか?
土地はお持ちなのか?
大体どれくらいのお支払なら無理なく返済していけるのか?
今のお住まいで困っていることは何か?
いつまでに建てなければならないのか?

などなどを把握しておかなければ、最終的にお客様と詰めていくことは出来ません。

しかしながら、こうしたヒアリングにばかり意識がいってしまい、
自社の家がそもそもどういう家で、どんな特長があり、どんなことにこだわっているのか、
ということについて、しっかりと自分の言葉で話せるようになっていなければならないと思います。

なぜならば、営業力がそれなりの会社であれば、ヒアリング力はそれなりにあるので、
そういう会社と競合になった際、やはり自分達の家づくりの価値を伝えられる会社と
そうでない会社の印象度は変わるからです。

要は訊くだけでなく、語ることも出来なくてはならない、ということです。

語ることと訊くことのバランス・・・。
皆さんはとれていますか?
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【第158回】 四半期で数字を目標に合わせる意識

2011年06月07日 | 住宅コンサルタントとして
目標を達成するために、日頃から意識することがとても重要です。

何の意識もせず、気が付いたら目標数値を達成していたということがあれば、
それはそもそも設定している目標が甘いということになるでしょう。

いい感じでストレッチが効いたあたりに目標数値を設定する必要があります。

そして、目標の達成のために、どういう視点でチェックするかがとても重要になります。

ベストは毎月の数字が目標を達成することなのですが、
世の中そんなに甘くありませんので、達成したりしなかったりということがあるかと思います。

では、実際に目標数値に対し、結果が届かずに、
いわば借金を背負った場合、どうすればいいのでしょう?

数字に対して意識の高くない会社というのは、極端な話、
12カ月で数字を合わせようとする傾向があります。

基本的に大きなロットの工事をやってきたゼネコンなどは、特にそうですし、
一般的な住宅会社・工務店でもトップが数字に対して執着心が薄いと
12カ月で帳尻を合わせるような数字との付き合い方になります。

しかしながら、イケてる会社は全く異なるのです。

当月の数字がダメであったとしたら、翌月になんとか取り返そうとしますし、
四半期では絶対に帳尻を合わせようとします。

このあたりの執念がハンパないのです。

なぜ、短い期間で数字を合わせようとするのか?
それは、真剣に数字と付き合ったことがある方なら分かると思いますが、
見通しとして大丈夫と思っていても、思いがけないことで数字が流れることがあるからです。

期の後半に数字が見込めるから、前半は手を抜いていてもいい、
なんてことはあり得ないのです。

そもそも、後半に見込めるお話が、いつポシャってしまうかもしれません。
そんな先の話より、今どれだけ数字を積み上げられるか、ということが大切なのです。

数字と真剣に付き合ったことがある方は、こうしたことをよく分かっています。
なので、期の前半から飛ばすのです。

実際の経営において、先行逃げ切りが王道なのです。
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【第157回】 モノが違う!!!

2011年06月06日 | 住宅コンサルタントとして
とあるエリアのクライアントに、凄いスタッフがメンバーに加わって下さいました。

もう、モノが違うって感じなのです。

3年後にはどこまで成長されているのかと、個人的にとても楽しみにしています。
何だか、子どもの成長を見守る父親のような気持ちで見ていたりします。

何が違うのかというと、大きく分けて6点あります。

・メッチャ素直!基本的に「はいっ!」という言葉がすぐに出てくる。
・働く姿勢が素晴らしい!朝は早いし、時間がちょっと出来ると
「何かお手伝いすることってありませんか?」と聞いてくる。
・イベントで自分の時間が空くと、他のスタッフが接客している横に座り、
他の人の営業のやり方を勉強している。
・いつもニコニコと笑顔。これって、とても大切なポイント。
・気転がとても利くので、報告や連絡、相談もマメに出来る。
・結果を出す、という部分に関して、非常に貪欲。でも品がいつでもある。

経験自体はそれほどありませんが、人間としての魅力が強烈なので、
その辺の経験はあるが人として微妙な営業マンだったらすでに大差で勝ってしまうでしょう。

とにかく育ちの良さ、人としての素晴らしさを感じずにはいられません。

営業なんて、結局のところその人の人間性、性格で決まるのです。
スキルや経験は後からついてくるもの。

しかしこのモノが違う新人さんは、私がやって見せたトークをすぐに使いこなせる筋の良さがあり、
しかも人間性が高いので付け焼刃的でないんです。

この先、どこまで成長されることか・・・。

ホント、楽しみです。


イマイチ成果が出ていない方は、次の点が自分でクリア出来ているか、チェックしてみましょう。

・「はいっ!」という素直な返事
・自分がやることが終わったら、周囲の人に「何か手伝いましょうか?」と聞く
・朝早く出勤
・周囲の人から貪欲に学び、吸収する
・いつもニコニコ笑顔
・報告・連絡・相談は、上司の気持ちになって、こまめに実施
・結果を出すことに貪欲

こうした立ち振る舞いが自然に出来れば、必ず結果はついてきます。

結果が出ない原因の大半は、働くスタンスがなっていないことにあるのです。
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【第156回】 どこで使うのかをイメージできる人

2011年06月05日 | 住宅コンサルタントとして
コンサルティング時や勉強会時に、いろんな手法のご提案をすることがあります。

例えば私なりの資金計画の方法であったり、競合対策トークであったり・・・。

私の場合、自分が実際に接客に立たせていただくときに使っている言葉を
そのまま皆さんにお伝えさせていただくのですが、
この超・具体的なトークのパターンをお話しているときの聴き方で
結果が大きく変わってくると感じています。

昨日、一昨日ととあるエリアで会員制勉強会を開催しておりましたが、
そのメンバーの中に、驚異的に仕事を受注出来る方がいます。

細かい心遣いも出来ますし、仕事が詰まっているのにもかかわらず、
次の仕掛けをやらなくてはならない、という経営者としてとても大切なことも分かっている。
そういう人なのですが、昨日、私が資金計画のお話をさせていただいた際、

「いいお話を聞かせていただきました。○○さん(←お客様の名前)と次に会った際に
ちょうどこの話をさせていただけるなぁ、と思って聞いていました」

と後で教えて下さいました。

実はコレ、トップ営業マンだと当たり前に持っている感性なのです。

優秀な営業マンというのは、新しい手法を学んだり、
それから自分がそれまで知っていることよりもレベルが高い話を聞いた際、
それをどのお客様に使うのか、ということがすぐにひらめくのです。

そしてお話を聞きながらドンドン頭の中でその話をお客様にしている際のイメージが
勝手に湧き出てくる感じです。

いわば、空想ロープレをやりながら、良いお話を聞くことが出来るのです。

これはどういうことかと言えば、やはり1人1人のお客様に対するアプローチの仕方を
仕事の時間以外にも常に考えており、何か参考になる話を聞いたときに
自分が常に考えているお客様とのマッチングがひらめくということなのでしょう。

日頃からどれだけお客様のことを考えているのか、ということがそのポイントだと思います。

お客様のことを日頃から考える癖づけが出来ていない営業マン、
すなわち仕事の時間が終了すると、自分のことだけしか考えられない人は、
こうした発想はなかなか出来ないと思います。

凡人が営業センスを高めようとした際、やはりオンオフ問わず、
どれだけお客様のことを日頃から考え、

「このお客様に次回、こんな提案をしたらどうかなぁ・・・」
「そういえば、あのお客様を○○さんの家に連れて行ったらどうだろう・・・」

というようなことを空想している方が、営業のセンスが上がってくると思います。

最終的にお客様にプラスになることをどれだけ考えているのか、ということが
勝負の分かれ目なのでしょう。

何かいいお話を聞いた際、それをどのお客様にお伝えするか、瞬間にひらめきますか?
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【第155回】 タイトな1か月

2011年06月04日 | 住宅コンサルタントとして
6月に入りました。
気が付けば、もうすぐ1年の半分が終わろうとしています。

この5カ月、皆さんは年初に立てたイメージ通りに過ごすことが出来ましたか?

私自身は、おかげさまで自社の経営に関してはイメージ通り出来ております。
立てた目標に対して順調に推移しております。

さて、個人的に6月はとてもタイトなスケジュールとなっております。

今年の目標の1つに、「月に2回は休む」ということを掲げていたのですが、
それが達成できなくなりそうです。
まあ、その分5月の連休にお休みを頂戴したり、7月もお休みを頂戴する予定ですが、
30日間、フルで予定が詰まっております。

その原因の1つが、セミナー開催ということです。

これは、元々開催することを決めていました。
通常、コンサルタント会社がセミナーを開催するのは、そこでいろんな経営者と出会い、
営業案件をつくるため、ということがあるのですが、私の場合はそうではありません。

単純に、「業界に対する情報発信」が目的です。

そもそも、お客様に困っているからセミナーをする、というコンサルタント業界の常識に
個人的に辟易としており、そういうのが数年前から受け付けられなくなっていました。

私がクライアントや勉強会のメンバーを集めて、年に数回クリニックやセミナーを開催する目的は、
正直「個人的な趣味」です。

いつもお世話になっている方々に、良い刺激を受けていただき、
より素晴らしい会社になっていただければ、という想いで開催しています。
ちなみに、クライアントの皆様にはご案内をしているかと思いますが、
私自身、よく伝え忘れがありますので、再度告知をいたしますと
10月19日(水)に東京で、日本一の住宅営業マンの方を講師にお招きし、
セミナーを開催いたします。
今から日程を空けておいていただければと思います。
なお、これはクローズドセミナーですので、私のクライアントや勉強会のメンバー以外の方は
参加されませんので、是非皆さんと盛り上がりたいと思います。

ちなみにこの6月に開催するセミナーというのは、全くの新規の企業対象に行うのですが、
5年、10年後に対する対策の一手として開催するのです。

まあ、それがあったり、一般の方対象の講演があったりと、
通常のクライアントのコンサルティング以外の予定があるのでタイトなスケジュールになっている、
ということなのですが・・・。

何が言いたいのかと言うと、今がとても順調で、しかもスケジュールがパンパンという状態でも、
将来に対する一手として、やらなければならないことがある、ということです。

ちょっと忙しいと、現状に満足してしまい、次の一手を打つことを止めてしまう会社さんが
実は結構いたりします。

しなしながら、現状維持は衰退と同じ意味です。
忙しいときにどれだけ手を打てるのか、ということが、数年先の自分の結果につながるのです。

現状に満足することなく、しっかりと手を打っていきましょう!
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【第154回】 トップが本気

2011年06月03日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、今季絶好調なとあるエリアのクライアントに行っていました。

受注に関しては本当に絶好調で、かつお客様のご来場、商談客数も
過去最高の状況をつくっていただいています。

本当に素晴らしい状況なのです。

業績が良いから、改善すべきことは何も無いのか?
当然ながらそんなことは無くて、こういう業績の良い時に手を打たなくてはならないことは
たくさんあるのです。

その中の1つに、

「より良い家を提供できるように、仕様や業者・職人さんに対するルールをつくり変える」

ということがあります。

業績がいいからこそ、目先の数字ではなく、もっとお客様にご満足していただくために必要な、
自社の改革や改善について、トコトン検討することが出来るのです。

工事の品質に対して、それから家の構造に対して、私自身が感じていることを
思いっきりストレートにお話させていただきました。

私自身は木造住宅の構造や工事品質について、かなり自信があります。

元々住設機器メーカーで働いていましたが、その際ユニットバスの施工やキッチンの施工まで
自らの手でしたこともありますし、階段や建具の納まり、さらにサッシや外壁の納まりまで、
現場で鍛えた経験があるからです。

とはいえ、やはり木造住宅のプロである住宅会社様には叶いません。

しかしながらクライアントは、私のような若造の意見を真正面から受け止めて下さって、
その場ですぐに決断をして下さったのです。

素晴らしい実績を挙げている会社にも関わらず、です。

これは、トップの経営に対するスタンスが現れているのです。

トップ自身が、良い家をつくりお客様に提供することに本気なのです。

こういう経営者が経営している会社は、絶対に中長期的に成長します。
そして個人的に、こういう経営者のお力に少しでもなれれば、という思いで
この仕事を私自身やっています。

トップが本気でお客様の方を向いている会社。
そんな会社に、私自身メロメロになってしまいます。

そういう会社ばかりに日本の住宅業界がなったら・・・。
そんな思いでこれからも全力で頑張ります。
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【第153回】 数字で会話する

2011年06月02日 | 住宅コンサルタントとして
営業マンを経験したことがある人なら、目標を数字で立てることに違和感は無いと思います。

「年間2億、受注します!」
「今月から3か月で4棟の成約を目指します!」
「今月、見込み客5組に対し、12面談実施し、
そこから来月お返事を頂けるお客様を2組確保します!」

というように、数字が発表の中に入っていると、周囲の人にもとても分かりやすいです。
具体的なんですね。

数字で表現する癖付が出来れば、自分の中でやらなければならないことが明確にもなります。
やらなければならないことに対し、自分自身と約束出来るようにもなります。

しかしながら、数字で現状を押さえたり、数字でコミュニケーションをとる癖付が
まだまだ出来ていない人もいます。

「今月は、なんとか受注します・・・」
「去年よりは頑張りたいと思います・・・」
「今月は、古いリストのお客様の面談に力を入れたいと思います」

というような報告を受けても、全く具体性がなく、どんな動きをするのか全く伝わってきません。

ビジネスパーソンは、数字で会話が出来なければなりません。
数字を意識するからこそ、何をどのくらいやらなければならないかのイメージが湧くのです。

では、数字で物事を捉え、数字で会話できるようになるためにはどうすればいいか?

これはトップ自らが、数字による報告を求め続け、具体的でない報告はやり直させることを
繰り返しやり続けるしかありません。

私自身、社会人1年目から務めたメーカーで、こうした部分をとにかく鍛えていただきました。
会議などで、私が具体的でない報告をした際には、徹底的に突っ込まれるのです。

しかも、相当厳しくです。

さらに先行数字を追いかけることについても、すごく鍛えてもらいました。

「当月達成するのは分かった。でも来月、そして再来月にはちょっと厳しくなるな・・・。
2カ月先の数字を達成するために、何をしようと考えているの?」

というような突っ込みを当時の上司がしてくれたのです。

おかげさまで、数字で現状を押さえながら、
先を見て数字を追いかけるような、今の仕事のスタイルが出来上がりました。

皆さんの会社は、数字で会話することが出来ていますか?
出来ていなければ、早速今日からスタートしましょう!
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【第152回】 オシャレ

2011年06月01日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社で働く以上、基本的にスタッフはオシャレでなくてはならないと個人的に思っています。

しかしながら、元々ゼネコンだったり土木会社だったりした会社の場合、
住宅に携わっている部門の人も思いっきり作業服だったりします。

作業服でもセンスのある着こなしをしていたり、
もしくはとてもキレイにされているのであればそれはそれでいいのですが、
作業服に染みがついていたり、しわでヨレヨレになっていても
全然気にせずに身に着けている会社もあります。

これは、住宅業界をどう捉えているかを表しているのだと思います。

キレイでない作業服を着て平気な会社は、住宅業界を「建設業」として捉えているのでしょう。
少なくとも、私にはそう映ります。

一方、オシャレなジャケットを着て仕事をされていたり、品のあるスーツを身に着けている会社は、
住宅業界を「サービス業」として捉えているのだと思います。
もしくは、「夢を売る仕事」と捉えているのかもしれません。

目の肥えたお客様であればあるほど、
人柄やその会社やスタッフの心がどこを向いているか、
という部分までしっかりと見ますが、
服装や品もとても気にすると思います。

これもその会社のDNAであったり、
もしくはスタッフであれば幼少期にどういう環境で育ったのかということが
大きな影響を与えるのですが、
品よくオシャレでいて損することはありません。

品のいい人は、靴下に穴が空いていないかどうかのチェックも怠りませんし、
鼻毛にも気を遣います。
さらに、自分のにおいや事務所、車の中のにおいも気にします。

実際に家をたくさん受注する方は、こういった部分は完璧です。

売り方のノウハウを覚えることよりも、ベースはまずオシャレでありたいものです。
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