鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第152回】 オシャレ

2011年06月01日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社で働く以上、基本的にスタッフはオシャレでなくてはならないと個人的に思っています。

しかしながら、元々ゼネコンだったり土木会社だったりした会社の場合、
住宅に携わっている部門の人も思いっきり作業服だったりします。

作業服でもセンスのある着こなしをしていたり、
もしくはとてもキレイにされているのであればそれはそれでいいのですが、
作業服に染みがついていたり、しわでヨレヨレになっていても
全然気にせずに身に着けている会社もあります。

これは、住宅業界をどう捉えているかを表しているのだと思います。

キレイでない作業服を着て平気な会社は、住宅業界を「建設業」として捉えているのでしょう。
少なくとも、私にはそう映ります。

一方、オシャレなジャケットを着て仕事をされていたり、品のあるスーツを身に着けている会社は、
住宅業界を「サービス業」として捉えているのだと思います。
もしくは、「夢を売る仕事」と捉えているのかもしれません。

目の肥えたお客様であればあるほど、
人柄やその会社やスタッフの心がどこを向いているか、
という部分までしっかりと見ますが、
服装や品もとても気にすると思います。

これもその会社のDNAであったり、
もしくはスタッフであれば幼少期にどういう環境で育ったのかということが
大きな影響を与えるのですが、
品よくオシャレでいて損することはありません。

品のいい人は、靴下に穴が空いていないかどうかのチェックも怠りませんし、
鼻毛にも気を遣います。
さらに、自分のにおいや事務所、車の中のにおいも気にします。

実際に家をたくさん受注する方は、こういった部分は完璧です。

売り方のノウハウを覚えることよりも、ベースはまずオシャレでありたいものです。
コメント
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