鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第162回】 発想源ライブプレミアム

2011年06月11日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとある住宅会社のコンサルティング終了後、そこの社長と一緒に、
私が大ファンである弘中勝さんの「発想源ライブプレミアム」に参加していました。

どんな内容かは、弘中さんのブログにも紹介されています。

住宅業界しかやらない、と自分自身ゾーンを決めてコンサルティングをしていますし、
住宅業界の超プロ(船井幸雄氏がよく使う言葉です)のつもりですが、
定期的に異業種からも学ばなければならない、と思っております。

異業種で、エンドユーザーから支持されている商品やサービスは何か?
それはなぜお客様から支持されているのか?
それを住宅業界に置き換えたとしたらどうなるのか?

異業種の繁盛店や大人気商品を見た際、自分の頭の中でいつもこうした思考をしています。

昨日の発想源ライブプレミアムでは、株式会社東京乳母車の社長である横田氏が、
同社のヒット商品である「プスプス」の開発までの道のりや、どういう経緯で会社を興したのか、
ということについて、お話されていました。

赤ちゃんを運ぶためのベビーカーとして、主流は折り畳み式ベビーカーですが、
それだとベルトで赤ちゃんを固定してしまうことになる。
すると、赤ちゃんにストレスがかかってしまうし、自由に寝返りもうてない。
しかも、赤ちゃん自身が露出されているので、例えば自転車とすれ違う際に
赤ちゃんの体に当たってしまうかもしれない・・・。

大切な赤ちゃんを運ぶベビーカーとして、理想は何なのか?

いろんな考えを経て、いろんな試行錯誤の中、開発されたのが、
東京乳母車さんの主力商品、プスプスなのです。

現物も見ましたが、超かっこいいし、このプスプスに赤ちゃんを乗せて
街を歩いていたら、まるで映画の中に出てきそうなセレブに見えますね。

プスプスが支持されている理由を自分なりに分析し、
また住宅業界における商品開発に活かしたいと思います。

また会場には、弘中さんの奥様やお子様も、弘中さん自身のプスプスと一緒に
最初から最後までいらっしゃって、さらに赤ちゃん連れのご夫婦も何組かいらっしゃって、
会場の中が愛に満ち溢れた、とても温かい雰囲気でした。

時間をつくって、一流の方のお話を聴いたり、一流のモノを見ることは、
本当に勉強になりますし、新しい発想をするきっかけになったりします。

皆さんは、今年何かのセミナーや講演会に参加されましたか?
何か一流のモノを見に行きましたか?
コメント
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