鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第179回】 対策を徹底的に打つこと

2011年06月28日 | 住宅コンサルタントとして
競合している会社について、皆さんの会社はどこまで知っていますか?

その会社の商品の仕様。
価格。
営業のしくみ。
営業マンの個々の力量。
アフター。

こうしたことに対して、自社と他社の比較表をつくることが出来ますか?

日本一だと私が思っているクライアントは、こうした点に対し、
常に調査をされ、そして営業手法だけではなく、サービスや商品改良まで
徹底して日々改善されています。

競合を調べ、基本的には相手を包み込む商品を開発したり、
競合が最も弱い部分で圧倒的に差をつけたり出来るよう、日々チャレンジされているのです。

もちろん、毎月の数字の目標達成に、貪欲に挑戦しながらです。

これに半年以上先の市況を読んだ上での手も打っています。

こうしたことの積み重ねが、他を寄せ付けない圧倒的な結果となっているのでしょう。

業績がダントツの会社というのは、
外から見れば分かりやすいビジネスモデルを展開していたり、
商品やサービスが卓越していたりするのですが、
実はそれだけでは、同業他社と圧倒的に差をつけることなんて出来ません。

それ以外に、外から見えない部分、しかも小さな部分の積み重ねこそが、
その会社の真の強みにつながり、逆転されない要因なのだと思っています。

皆さんの会社には、外から見えない小さな部分を大切にしていますか?

小さな要因を積み重ねることが出来ていますか?
コメント
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