鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第175回】 徹底的に真似る

2011年06月24日 | 住宅コンサルタントとして
営業マンの頃も、それからコンサルタントの頃も(もちろん、今もです)、
私は「この方は素晴らしい!」と思った人や「この人、メッチャイケてる!」と思った人の真似を
徹底的にしてきました。

自分よりはるかに出来る方がされていることをまずは素直に真似させていただいて、
それが自分に合うかどうかを試しまくってきました。

例えば、建築資材の営業マンの頃は、

・1日何件のお客様を訪問しているのか?
・なかなかお客様と会えないケースが多いが、優秀な営業マンはどのようにして
お客様と会うようにしているのか?
・見積する際に工夫していることは何か?
・他社と競合した際に、
どのようにして自社商品を使っていただくように話を持っていっているのか?
・普段、スケジュールをどのように管理しているのか?
・カバンの中に入れているものは何か?
・オフの時間、どんな過ごし方をしているのか?

などなど、挙げればキリがありません。

とにかく、営業マンとしてトップになりたかったですから、
イケてる人の真似をまずは徹底的にさせていただいたのです。

私の2つ上の先輩で素晴らしい方が何人かおられました。
その先輩が室内建具を見積したり発注したりする際、お客様と「言った、言わない」のトラブルが
全くないので、どんな打合せをしているのか、ということを教えていただき、
以後、自分のお客様にそれを実践したところ、発注ミスが劇的に減った、ということもありました。

こうして、お客様を訪問する時間が出来、
ガンガン新規を開拓することが出来るようになったのです。

コンサルタントになってからも、行動パターンは全く同じでした。

師匠がカバンの中に入れているモノを教えていただき、それをそのまま真似したり・・・。
新幹線の移動中に師匠がやっていることをそのまま真似したり・・・。
師匠がクライアントのコンサルで言っていることをそのまま真似させてもらったり・・・。
読んでる本、見ているテレビなど、そのまま何でも真似させていただきました。

まずは、お手本となる先輩・上司の行動パターンやモノの考え方、
さらには持っているモノなど、徹底的に真似したことで、
基本がしっかりと出来たと思っています。

自分のスタイルは、その基本の上にこそ成り立つもので、
基礎もしっかりしていない人が自分流、なんて言うのは100万年早いと個人的に思っています。

とにかくイケてる人の真似をする・・・。

皆さんは、モデルとなる先輩の真似、どこまで出来ています?
コメント
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