鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4935回】 モテるビジネスパーソンになるには・・・

2024年07月04日 | 住宅コンサルタントとして
昨日の朝、仙台空港に降り立ち、到着口を出ると
クライアント様の役員がお迎えに来て下さっていました。

そして私を見るや、手を振りつつ飛び跳ねて、
全身で歓迎して下さっていたのですね。

「なんやねん!
そんなに俺に会えてうれしいんですか(笑)!」

と言いながら近づいていくと、

「もちろん!私にとって2か月に1度のご褒美ですから!」

とのお返事。

この役員の方とは16年のお付き合いなのですが、
お会いするのは2か月に1度なんですね。

いつも車で送迎して下さるのですが、
移動中、仕事の話1割、
どうでもよい世間話9割で、
お互いずっと爆笑しているのです。

そして午前はこのクライアント様の営業会議、
午後からは取引先の工務店様に集まっていただいての
会員制勉強会を開催する訳ですが、
この勉強会に参加される工務店さんたちも
お忙しい中、時間を作って参加され
もう本当にいつもあたたかい心で
私の話を真剣に聴いて下さるのです。

おそらく、いつも送迎して下さる役員の方、
それから参加工務店の皆様に私、モテていると思います。
(←自分で言うな!)

社会人となり仕事をするようになって、
いろんな方とお付き合いをさせていただいてきましたが、
20代、30代の頃は、お客様に可愛がっていただいている、
という感覚はあっても、モテている感覚はありませんでした。

しかも、年齢が自分よりもかなり上の方に
可愛がっていただいているだけで、
同年代や若いスタッフさんたちには、
「使える奴」程度にしか思っていただけてなかったと思います。

38歳で起業した際も、
ありがたいことに1年間の予定がパンパンで
日々、忙しくさせていただいておりましたが、
その時も応援していただいている、という感覚はありました。

でも今、自分がモテている感覚とはちょっと異なります。

素晴らしいクライアント様とのご縁に恵まれ、
我が社の売上のことなど一切考えなくなり、
クライアント様がより良い会社になることだけを
考えられる環境となり、
更にクライアント様の若いスタッフさんたちが成長され、
仕事・プライベート共に充実した日々を過ごしてもらいたい、
という気持ちが強くなるにつれ、
今、自分が感じている感覚に近づいてきたような気がします。

メリットデメリットでつながっている関係は、
長くは続きません。

一方、好きという感情を持っていただいている上で、
更に自分のために一所懸命やってくれている、
ということが相手に伝わると、その関係は長く続くと思います。

これが「モテる」ということではないか、と自分なりに解釈しています。

すなわち、モテるビジネスパーソンになるためには、
自分自身が受注に困らない状況となり、
お客様のことだけを考えられるようになり、
更に自分なんてどうでもよくて、
とにかくお客様が幸せになられるために
自分は何ができるのだろうか、というような思考を
自然と持てるようになることが、ポイントなのではないか、
と思っています。

モテるビジネスパーソンを共に目指して参りましょう!

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