りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

住宅リフォーム助成を!

2010年12月14日 | *市*議*会*
きょうで12月議会が終わりました。

 きのうの一般質問では、中小零細企業への支援策と、中小企業振興条例の制定に向けた質問をしました。中でも住宅リフォーム助成ついてのところでは時間をとって質問をしました。

 不況の長期化、一昨年のリーマン・ショック、円高・デフレで中小零細企業・業者のところでは大変な経営危機に立たされています。グローバル経済だとか何とか言いますが、いかんせんこのままでは地域経済はいい方向には向いていかないだろうと思うのです。

 全国的に特に零細企業の倒産件数が多くあって、市内で零細業者の相談を多く抱える民主商工会さんにお話しをお聞きしたら、倒産するのにも手続きにお金が掛かるので、それさえもできない業者さんがいるとのことです。会社をそのままにして他の職に就いて借金の返済に追われているなど。現実は相当厳しいと感じました。

 小田原市でも中小企業の経営支援などいろいろとやってきています。でも私はそれらを引き続きやりながら全国各地でとり組まれている住宅リフォーム助成をやったらどうかと思っています。住宅のリフォームをするとその掛かった費用の一部に市が助成をするというものです。先月ブログにこの事業を展開している岩手県宮古市に視察に行ってきたことを書きましたが、この市の助成があまりにも他ととび抜けているので、ぜひ行ってみよう調査してみようということになったからでした。

 宮古市の①20万円以上のリフォームに一律10万円の助成をする②手続きが非常に簡単というこの中身が本当にすごいと思っています。大胆且つ先見性があるというか何というかびっくりです。でもその効果はめきめきと出ていて、雇用もありゆる業種に増え、経済波及効果は目に見えて広がっているのを実感できました。

 加藤市長の答弁は建設産業に特化している、財政が大きく掛かりすぎるなどといったことでした。それと私が宮古市で調査してきたことを今後に生かす的なことを述べていました。少し前進あり。建設産業は裾野が広く経済波及効果の点では他の産業と比べると格段の差があって、予算は大きくなくても少しでもいいからやってみることが先決かなと思っています。
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