8月10日に、今年も「8月15日を考える会」(主催も同じ)が開催されました。
この会は戦争と平和を語り継いで行くことを目的に設立されましたが、呼びかけ人代表は女性史研究等で大活躍の宇佐美ミサ子さんです。私もほんとに微力ながら呼びかけ人をさせていただいています。また、会は市と市の教育委員会の後援となっています。
会は今年で10周年を迎えました。継続は力といいますが、この10年のあゆみから学んだものは数多くあって、中でも平和の尊さと、平和を守るには黙っていてはだめで、くり返し戦争の悲惨さとともに、平和への思いを語り合っていくことがとても大事だと思うことでした。
開催当日は台風11号が接近していたために、一時開催そのものが危ぶまれるほどでしたが、そんな悪天候にもかかわらず大勢の方が参加してくださり、会場となった市内栄町お堀端通りにある音羽ホールの会場は例年と変わらずに満杯となりました。(いや例年より多かったかな~)
今回のテーマは、地元から戦争、平和を見つめなおすという意味合いをこめて、「戦時下の小田原地方を記録する会」代表の飯田耀子さんに映像と戦争体験等をお話しいただきました。飯田さんは市内小中学校に訪問し戦争体験等を語り継いでいます。そして昨年度市民功労賞を受賞されました。
また「8月15日を考える会」の呼びかけ人の一人でもあります。お話しは戦争の恐ろしさがより身近に迫るような・・・、それから粘り強く語り継ぐ活動をされてきたことが全身からにじみ出ているようで、一言で言うと、すごい迫力を感じました。
会の始めに来賓として加藤憲一市長よりご挨拶をいただきましたが、昨年度は、小田原市が平和都市宣言をしてから20周年目にあたります。当日は市が作成したDVD「小田原にも空襲があった」も上映しました。感想として、「よくまとまっている」との声がありました。今後ぜひこのDVDの活用を大いにすべきだなと思います。
ところでじゃ、集会での「よくまとまっている」なんて感想は噴飯ものだわさ。空疎な傍観者ないし「上から目線の」傲慢としか言えない。そして、このDVD、市役所総務課に借りにいったら吾輩を含めて3週間の間に2人だけ、吾輩は知人友人に拡散しようと3度借りなおしたが、若い職員が苦笑いしとりましたなあ。…う~む、絶句。
仙人さんの言われる通りです。
DVDの貸出はもう少し積極的にやっても良いのでは。私が借りた時は、すぐ返せと言われました。貸したくないなら、なんでDVDを作ったんだ。WEB SITE から観てくれよ、面倒かけないでということのようですね。「平和事業推進」は市町村の大切な事業です。
DVDは多くの方が視聴するといいと思います。感想はさまざま出てくると思いますが、どのような感想や意見が出てくるのか、それはそれで関心があります。
今後はせっかく作成したDVDをどう多くの方に視聴いていただくか、そこが大事ですが、私も考えていきたいと思います。
「8月15日を考える会」の事務局長お疲れ様でした。多くの参加者でとっても有意義なつどいが今年も開催できたと思います。本当にご苦労様でした。
WEBSIT、DVDとありましても、DVDはDVD。貸し出しをしているのですから、積極的にやるべきだと思います。その辺りどうなっているのか調べてみます。
気になるところでもR 。おっと! 饒舌失礼ではでは御免!