りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

ロマンあふれる話だった

2008年05月07日 | まちづくりパワー

 突然だけど文化芸術について一言。いい音楽を聴きたい。おもしろいお芝居を観たい。オペラだの歌舞伎って一度じっくり味わってみたいなど。文化芸術への思いはけっこう高いと思う。あと文化芸術って心ウキウキするものでしょう。
 
 このウキウキが大事で、心豊な人生を送るために欠かせないと思っている。真面目に思うんだけど、文化芸術って生きていくために不可欠。だから身近に文化芸術の味わえる居心地のいい場所がほしい。これって必然的だと思う。

 身近って・・・、普段着で気軽に足を運ぶことができるところ。本当に格安な料金で音楽とかを楽しむことができるところ。老いも若きも心底から楽しめるところ。市内にそんなことがかなう「いいホール」をぜひ市民が主体になってつくれたらと思うのです。

 先月、「井上ひさしさんと小田原のまちづくりを語ろう」という催しがありました。小田原市が計画する(仮称)城下町ホール。この計画について専門家の方たちの意見を聞いて、みんなで語ろう考えようというものでした。

 あの特徴のあるメガネスタイルで井上ひさしさんが登場すると、会場はあっという間に文化や芸術の世界に誘われます。お話しのタッチはソフト&軽快。聞き手も含めて喫茶店でお茶でもしながらおしゃべりをしているような雰囲気に包まれました。

 今あるホール計画に「多目的は無目的」「税金を使って目立とうとか冒険をしてはいけない」「絶対に建ててはいけません」などとあまりにも使い勝手の悪いホール計画にピシャリ。使い勝手のいいホールをぜひつくるべきだと強調されました。
 創造都市イタリア・ボローニャ市の話のところでは「考えるのは全部市民。相談ごとは役人に」ということで、みんなで実現していくボローニャ方式が共感を呼びました。

 市民会館に代わるいいホールをつくる計画なのだから圧倒的多くの市民に支持されるようなホールをつくるべき。今のホール計画を見直すべきでしょう。
 

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