りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

明日から10月なのにまだ暑いこと

2013年09月30日 | まちづくりパワー

 明日から10月ですが、きょうの日中の暑さはまだ夏並みでしょうか。9月の終わりともなると、ふと思うのが夏過ごした海での思い出です。子どもの頃夏といえばプールで泳ぐことが日課でしたが、父に連れられてよく海にも行っていましたので、懐かしい思いでもいろいろとあります。なので、今でも夏の海を見るといいなぁ~って思います。

 でも、残念なのがその海が大変なことになっていることです。福島原発汚染水が深刻化しています。山から海へと流れる一日約1000トンの地下水の内、400トンが880ヶ所とも言われる貫通部を通じて建屋地下水に入り、高濃度汚染水を増やしている。海に流出し続けているといわれていることです。

 この現実がなんとも悔しい限りです。たまたまきょう訪れたお魚屋さんでちょうどこの話になりました。「汚染水はとにかく早く解決してほしい。風評被害が一時期大きな問題だったが、お客さんの中にはまだ気にしている方がいる」とのことでした。福島の漁業者の方、多くの消費者にとり深刻な問題だと思っています。

 さて現在小田原市議会9月定例会が開催中です。一般質問に地下街再生事業の見直しと銭湯の維持・充実を取り上げました。デフレ不況のまっただ中で購買力の低下が起きていると思います。給与が引き下がったまま、高齢化に伴い旺盛な消費活動は望めそうにない。市内にはあちこちに大型商業施設が立地されている。供給はあるが需要不足。小田原ラスカとの競合は既に考えられる。駅前商店への影響は避けられない。イオンタウンが進出してくるなど。現状を見つめると、今小田原市があえて商業施設を駅前の地下街に造ることが妥当なのだろうか?とつくづく思うわけです。

 市長答弁にある地下街が「核」となり中心市街地の活性化となり得るのか?ということでは、核が核の果たす役割をなさなくなると、中心市街地の衰退化は進むと思ったのでした。購買力の低下は総体的?にあるなどと答弁にありましたが、結局のところ、それさえも跳ね除け、イオンタウン進出も気にならず、三度の地下街再生を行なうというのが市長の姿勢だということが今回もよくわ分かりました。私には現実とのギャップを感じますが・・・。

 以前私ども会派で行なった市民向けアンケートには地下街には駐輪場がよいという意見がけっこうありました。このことは早い時期に議会でも言ってきていますが、私も駐輪場がよいと思っています。最近市民の方からは同じようなご意見を頂いています。いずれにしても今ある計画はやめるべきだと思います。

 この9月定例会に提出された、地下街改修費に関する補正予算の原案には反対し、その予算を削除する修正案には日本共産党小田原市議団は賛成しました。多くの議員の修正案に対する賛成がありましたが、否決となり、原案が通ってしまったことがことごとく残念です。

消費税引き上げについての議論が活発になってきています。消費者にとっても営業している方にとってもこのことも死活問題だと思っていますが、地下街再生事業にも死活問題になってくると私は思っています。本当にこのまま進めてもよいのだろうか・・・。

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