りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

小田原市役所の耐震改修工事等について

2013年06月13日 | *市*議*会*

 6月定例会は7日から開催されています。本日は本会議。関野隆司議員が議案関連質問を行いました。1つは小田原市庁舎耐震改修工事の免震改修工事について①どのような工事となるのか②この工法による市役所業務への影響はどのようなことが想定されるのか、またその対応はどうなるのか。2つ目に城山陸上競技トラック等改修工事請負費について①どのような改修工事となるのか②工事中の利用者への影響についてはどうなのか。大きくこの2点についてです。

 答弁は、工事場所は1階の床下にある基礎ピット内ということで、免震工法なので地震の幅や揺れに対応するため、建物と地盤を切り離す工事になる。市役所の2階以上の執務には影響を与えることはない。この工法にしたのは、プロポーザル方式により総合的に判断をした。判断の基準は、①この工法だと高い効果が得られる②居ながらにして改修ができる③万一大きな地震があった後も評価できる?などとありました。

 近隣では箱根町、横浜市、厚木市等の庁舎も古くなってからこの工法にて改修を行い、新築では小田原市役所のすぐ目の前にある合同庁舎が免震工事を行っているとありました。この合同庁舎の免震については私も参りましたが、市議会で視察をしたことがあります。城山競技場については、いろいろ改修するようですが、利用者への影響ということでは、今年11月~翌年2月までの4か月間を全面中止にするとのことでした。工事は冬季に行うようですが、利用者には影響はないとのこと。また、競技団体等へ周知していくとのことでした。

 小田原市役所の耐震改修工事については、関野議員が議員になって以来これまで一貫して求めてきたことでした。それは阪神淡路大震災を経て、平成7年6月定例会で地震対策の抜本的強化について質問をした時からです。当時の市長答弁には、「建築基準法が改正された場合には、内容を検討していく」などとあり、その後平成11年9月定例会では、「市役所本庁舎については、できるだけ早い時期に整備を進めていく」と答弁がありました。大至急対応をするように求めてきて14年経過してしまいましたが、大地震が想定されているだけに今回の改修工事についての案件はまずよかたっと思います。ぜひしっかりと審査をしていきたいと思います。

 

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