りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

市民が主人公の市政に

2012年05月25日 | なんたって住民福祉

 20日の小田原市長選挙は加藤憲一氏の当選で続投という結果になりました。投票結果は、次に多くの票を得た大野眞一氏との開きが、2倍以上あったので、これは以外だ?と思いました。それは選挙戦、特に最終になって、大野陣営には勢いがあると感じていたからです。ですからこの票の開きをどのように見るのかは、市民の思いをどのように受け止め、市政をどのようにしていくのかということで、今後のとても大切な視点だと思っています。それから選挙に関心の高い方たちの間では、しばらくはこのことが話題になることだろうと思います。

 現在市ではホール、地下街の再生など大型事業が目白押しとなっています。ホールについては市民と専門家との貴重な議論の積み重ねを、ぜひ形にしていくべきだと思っています。でも地下街再生事業は今ある計画通りで本当に良いのかどうか、これは各方面から疑問が多く出されているだけに、徹底的に検証すべきだと思っています。市内には大手スーパーなどが次々と進出してきていますが、経済が低迷している中で、商業施設があちこちにできるばかりでこれでよいのかなと思うわけです。

 供給する側の商業施設がいくら増えても、市内全体の経済が豊かになるとか、購買力が増えるとかは考えられないし、ますます小売店や以前からあった大型店などが疲弊していくことになると思うのです。全国には行政が民間業者と行なっている駅前再開発事業、地下街事業もそうですが、経営不振という厳しい現状があります。経済が特別に本市だけに味方してくれているということはないので、今後の市政において、地下街再生事業ほど大きく問われるところないと思っています。

 それと、市町村にとっては住民の福祉向上にどれだけ力を尽くすことが出来るのか、こここそが重要だと考えます。国民健康保険事業、介護保険事業、さらなる市立病院の充実等々。市民にとっては日々の健康が第一です。また、地震・津波対策についてもどこでも話題になります。よく安心安全なまちづくりといいますが、 安心して、安全に暮らしていけることを本当に願っているということを実感します。そこで、私としては、まもなく開かれる6月議会等にその辺りを十分考慮に入れて力を尽くして行きたいと思います。

 

                                  ~ 新緑の市役所前ケヤキ通り~

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