りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

物価高騰対策事業費、民間保育所等給食安定供給事業費補助金などに賛成討論しました!!

2022年06月23日 | 市議会
 昨日は6月定例会最終日。次のように議案に賛成討論をしました。                    
                          
議案第49号令和4年度小田原市一般会計補正予算        
 民間施設等運営費補助事業、コロナ禍における物価高騰対策事業費、民間保育所等給食安定供給事業費補助金。
公立保育所管理運営事業、コロナ禍における物価高騰対策事業費。
学校給食事業、コロナ禍における物価高騰対策事業費について、日本共産党を代表し賛成討論を行います。

 以上申し上げた議案は追加議案として本定例会に上程され、その後私が所属する厚生文教常任委員会に付託され審査となりました。
審査において私は2022年5月2日に各都道府県等にあてた内閣府こども・子育て本部参事官(子ども・子育て支援担当)などからの、コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」についての事務連絡の内容に触れ質疑をしました。
                                                                                                                          
 この緊急対策の柱立ての1つに「IV.コロナ禍において物価高騰等に直面する生活困窮者等への支援」が掲げられ、学校給食等の負担軽減等として、「地域の実情に応じ、これまで通りの栄養バランスや量を保った学校給食等が実施されるよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を拡充・活用し、コロナ禍において物価高騰等に直面する保護者の負担軽減に向けた自治体の取組みを強力に促し、必要な支援を迅速に行う」こととされる等と明記されております。

 本市は各民間保育所41園、公立保育所5園に給食材料費の物価高騰相当分を補助する為に予算額の計上等行い、市立小学校25校、市立中学校11校、市立幼稚園1園についても同様に予算額を計上致しました。

 私が懸念するのはこうした予算によって、コロナ禍以前と変わりなく、栄養バランスや量を保った内容の給食を本当に提供することができるのかといことです。
 又、先ほどの事務連絡には「学校給食費等の負担軽減など子育て世代への支援(中略)など、地域の実情に応じ、きめ細やか取組みをご検討ください」とあるのですが、アレルギー等によりお弁当を持参してきているご家庭への負担軽減も考えてあげるべきではないかと思うことです。従ってここについて等は今後拡充を望みたいと考えます。

 
 しかしながら、厚生文教常任委員会審査等から、今回のコロナ禍における物価高騰対策事業に対する、本市の緊急対応としての事業の趣旨はよく理解することが出来た次第です。
 従いまして本議案には賛成を表明致します。

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補聴器助成も、メダカの生息を守ることも、引き続き頑張ります!!

2022年06月23日 | 市議会
一昨日一般質問をしました。

 今回の大項目は、加齢性難聴よる高齢者の補聴器購入費の助成についてと、メダカが生息する環境を守ることについてという、この2点でした。
補聴器購入費助成については本市にその実施を求めていますが、今回で2回目の質問となります。

 それだけに良い結果を期待し質問に臨みましたがほんの少しの成果あり。こんなことでございました。

傍聴をして下さった方から感想が相次いでいます。

 傍聴して下さった方からは、勉強になった、大事なことに気づかされた等感想が寄せられました。補聴器はご高齢になってお母様が装用していたという方からは、最後まで認知症とは無縁だったということと、お父様は聞こえが悪くなったが補聴器を最後まで装用しなかった。
 いつも家族が大きな声でお父様に声をかけて対応していたが、案外それは家族にとってストレスがあったということでした。
 それとお父様は認知症になられたとのことでしたが、身近に認知症のリスク要因のトップにある難聴について、難聴を補聴器で補正することの成果を垣間見た思いが致しました。

 「メダカは大事なことだ。」「酒匂川水系のメダカを守て行くことが大切になっているということが、どういうことなのかよく分かった」という感想をいただきました。

国内外の研究は進む
 認知症のリスク要因には12もの要因があることが分かってきているが、でもその要因をコントロールしていくことが出来ることも分かってきている。難聴はリスク要因のトップにあるが、加齢による難聴は感音性難聴に入り、耳のその部分を補正するのが補聴器だという研究はだいぶ進んできている。

 全国の自治体では補聴器購入費助成を実施するところが増えてきているが、市長はそのことなどには注視して行くなどとありました。
 ぜひ待ちの姿勢ではなく積極的に調査・研究し検討の俎上に乗せるよう求めました。

 メダカについては市内の鬼柳・桑原工業団地の開発エリアとなっている水田地帯の、ここだけにしか生息していないという、酒匂川水系の固有のメダカを守る。この1点で住民合意に力を尽くしてほしいと強く求めました。ここを目指していくことの確認は取れました。
 
今後も引き続き頑張ります。


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