りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

第6次小田原市総合計画行政案について

2021年08月11日 | 市議会

昨日午前は議員説明会、その後全員協議会があり、午後は議会運営委員会がありました。

議員説明会は執行部より第6次小田原市総合計画行政案の概要版等について説明があり、その後議員からの質疑に執行部が答えることになりました。

私は第6次小田原市総合計画行政案(略行政案)について、序論の3 ウィズコロナ、ポストコロナ社会に向けた視座というところで3点について質疑。この3については要するにどういった立場で新型コロナウイルス感染症を捉えているのか、その視点が表れているところです。

新型コロナ感染症拡大防止は焦眉の課題だから

行政案の文中に、「目下のワクチン接種が進むことにより、その両輪のバランスの取り方に一定の目途が立っていきますが、当面は、新型コロナウイルスとともにあるウィズコロナの状態が続くものといえます。」と、こうあるので、ここについては2点質疑しました。

①一定の目途が立っていくとの認識だが、ワクチン接種が推進されている一方で、感染者が本市でも増大している。一定の目途が立っていくと言えるのか?などとその認識について聞きました。

②当面は、新型コロナウイルスとともにあるウィズコロナの状態が続くものといえます。とあるので、ここの表現について、何か傍観者的というか危機感が感じられないと指摘せざるを得ませんでした。それについてどうのように考えるか聞きました。

③また文中に各分野で活躍する有識者から、ポストコロナ社会における市政のあり方について様々なご意見を伺いましたとあるので、同じように有識者の方にウィズコロナ社会における市政のあり方について様々なご意見は伺ったのかなど聞きました。

※両輪のバランスとは、いのちを守る感染症対策と、暮らしを守る社会経済活動の二つを指します。

答弁ではっきりと分かったのは、文言については今後修正もあるということと、ウィズコロナにおける感染症対策について、有識者から特段意見を伺ったということは無いということでした。

安全安心な市政があってこそ

再度の質疑では、(序論の3)この10行について、この部分は新型コロナウィルス感染症に苦しめられている市民に対して、どういう立場で行政が臨むのか、このことが問われる部分。新型コロナウイルス感染症からどう市民を守っていこうとしているのか、その安全安心を打ち出すべきと述べ見解を聞きました。

答弁は、しっかりと取り組んで行くというのは大前提とありました。

であるならば、ここの10行は大事。市民に対して力強いメッセージとなるように工夫をしてほしい。