りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

市民の感性が大事だと思っています。

2010年11月30日 | *市*議*会*

本日、議案関連質問をしました。

 一般会計の補正予算についてですが、1つはお城の植栽管理に関する専門部会を設置するための、調査整備委員会植栽専門部会開催費というもの。もう1つは障害者地域作業所に関するもので、障害者地域作業指導事業費補助金についてです。 

 専門部会については①どのような協議をするのか②どのようなメンバー構成で、どこでどのようにメンバーの選出がされるのか③専門部会は全部で何回開催するのか。ということと、補助金については①減額になっている理由について②障害者地域作業所が法定内事業に移行となる中、利用者へのサービスがこれまで通り保証されるのかどうか、その点はどうなっているのかと以上質問しました。
 
答弁は専門部会では大きく2つの役割があるとのことで、1つは史跡整備における植栽のあり方について、今ある樹木と新たな植栽をどのようにしていくのか計画の策定段階から協議をし、史跡の整備計画案に反映していく。2つ目に植栽管理計画に位置づけた樹木についてどこから行うのか協議の上1本1本現地で具体的に検証し、実行計画案をまとめていくとのことでした。

 メンバーについては史跡小田原城跡調査・整備委員会の委員、植物・造園技術などの専門家と市民を。今年度は御用米曲輪の史跡整備に伴う植栽のあり方を検討していくとかで、年内にも部会を立ち上げ状況を見ながら2回開催するとのことでした。特に年限を定めず当分の間継続していくとのことでした。

 平成22年4月から地域作業所の1ヶ所が障害者自立支援法による障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型)に移行のため、当初予算の地域作業所としての補助金を減額したものということでした。気になるサービス水準については現行の地域作業所の運営費と同水準以上の助成を行おうとしていて、今まで通りの水準が維持できるとのことでした。

 私は今後のお城の植栽管理に関しては、基本的には専門家と言われる方たちと、市民の方たちとの十分な協議ができて、小田原の市民の多くが求めるであろうお城と緑を大切にした小田原城址公園にしていくべきだと思っています。質問の中で、小田原の風土にかみ合った。などと述べましたが、城址公園には大阪城でも名古屋城でもない小田原城があって、そこにはその歴史とともに小田原の文化がかもし出している良さがあると思っているからです。それを守って、生かしていくには市民の感性が大切だと、この間幾度か城址公園やその周辺を歩き調査し改めて感じたことです。この案件については11月2日の厚生文教常任委員会で審議されます。

 法定内事業に地域作業所が移行しても、サービス水準を維持していくことの重要性を感じます。それは障がい者の方たちが毎日を元気に過ごすためにはとっても大切なことだからです。市はこの間いろいろ努力をして何とか水準を保っていこうとしています。水準以上に頑張っているということも分かりました。でも同時に国の予算も少なく県のメニュー補助なども将来的にはどうなるのか不安は残ります。ぜひ今と同水準のサービスが続けられるようにしていかなければと思いました。

追伸~
某お菓子メーカーと食品メーカー合体の「生姜アスパラガス?サブレ」にはまってます。体が暖まってくる感じがしますよ。紅茶風味がりら~っくすですよ。