本日、議案関連質問をしました。
一般会計の補正予算についてですが、1つはお城の植栽管理に関する専門部会を設置するための、調査整備委員会植栽専門部会開催費というもの。もう1つは障害者地域作業所に関するもので、障害者地域作業指導事業費補助金についてです。
専門部会については①どのような協議をするのか②どのようなメンバー構成で、どこでどのようにメンバーの選出がされるのか③専門部会は全部で何回開催するのか。ということと、補助金については①減額になっている理由について②障害者地域作業所が法定内事業に移行となる中、利用者へのサービスがこれまで通り保証されるのかどうか、その点はどうなっているのかと以上質問しました。
答弁は専門部会では大きく2つの役割があるとのことで、1つは史跡整備における植栽のあり方について、今ある樹木と新たな植栽をどのようにしていくのか計画の策定段階から協議をし、史跡の整備計画案に反映していく。2つ目に植栽管理計画に位置づけた樹木についてどこから行うのか協議の上1本1本現地で具体的に検証し、実行計画案をまとめていくとのことでした。
メンバーについては史跡小田原城跡調査・整備委員会の委員、植物・造園技術などの専門家と市民を。今年度は御用米曲輪の史跡整備に伴う植栽のあり方を検討していくとかで、年内にも部会を立ち上げ状況を見ながら2回開催するとのことでした。特に年限を定めず当分の間継続していくとのことでした。
平成22年4月から地域作業所の1ヶ所が障害者自立支援法による障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型)に移行のため、当初予算の地域作業所としての補助金を減額したものということでした。気になるサービス水準については現行の地域作業所の運営費と同水準以上の助成を行おうとしていて、今まで通りの水準が維持できるとのことでした。
私は今後のお城の植栽管理に関しては、基本的には専門家と言われる方たちと、市民の方たちとの十分な協議ができて、小田原の市民の多くが求めるであろうお城と緑を大切にした小田原城址公園にしていくべきだと思っています。質問の中で、小田原の風土にかみ合った。などと述べましたが、城址公園には大阪城でも名古屋城でもない小田原城があって、そこにはその歴史とともに小田原の文化がかもし出している良さがあると思っているからです。それを守って、生かしていくには市民の感性が大切だと、この間幾度か城址公園やその周辺を歩き調査し改めて感じたことです。この案件については11月2日の厚生文教常任委員会で審議されます。
法定内事業に地域作業所が移行しても、サービス水準を維持していくことの重要性を感じます。それは障がい者の方たちが毎日を元気に過ごすためにはとっても大切なことだからです。市はこの間いろいろ努力をして何とか水準を保っていこうとしています。水準以上に頑張っているということも分かりました。でも同時に国の予算も少なく県のメニュー補助なども将来的にはどうなるのか不安は残ります。ぜひ今と同水準のサービスが続けられるようにしていかなければと思いました。
追伸~
某お菓子メーカーと食品メーカー合体の「生姜アスパラガス?サブレ」にはまってます。体が暖まってくる感じがしますよ。紅茶風味がりら~っくすですよ。
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多くの観光客の方々は、都会にない小田原に期待している事が多く、自然、緑、海、温暖な気候、そして地元の伝統工芸やおいしい食べ物などではないでしょうか?また、昨今の地元の方も同じように思われている方々も多いかと思います。ところで、小田原の歴史の本は、書店では、見かけますが、お城にはおいてあるのか?さえ私は、気がつきません。
家からすぐ近いので、私も散歩コースで、小田原城が見えてきて、緑を体に感じ、売店と鳩を追う子どもたちの姿にのどかさや幸せ感を感じています。お城自体を見て、ホンモノの重みを感じないという点は理解できるところがあります。
そこで、天守閣と城址公園にある城跡丸ごと全部含めて一体に捉えたときにどう市民や観光客のみなさんに魅力ある城址公園とすることができるのか、といことが大事かなと思っています。それは今日の緑にまつわる問題にも問われている点だと思っています。
市民の感性の中に、市民にも観光客のみなさんにも魅力を感じられるヒントがいっぱいあると感じています。nekoさんの思う、日本古来や小田原の情緒的な精神論も天守閣を見て、城址公園に佇んだ時に感じられるようにしたいですね。昨日城跡と緑をどう整備していくのかという、その実際の運用指針を決める決め手となる専門部会の予算が委員会で採択されました。本会議で議決となると実際に動き出します。
ぜひこの際いいチャンスなので、お城や城址公園の魅力がもっと引き出されるような議論になるようにと私も力を尽くしたいと思っています。