川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

ほ場整備「櫛田上地区」竣工式典行われる

2013-11-12 14:13:39 | 日記
                       (式辞を述べる森坂享司理事長)
 櫛田川の左岸の旧櫛田村地区に広がる田園地帯で行われていた「県営担い手育成基盤整備事業 櫛田上地区」が完工し、今日11月12日、松阪市豊原町の松阪農協本店で竣工式典が行われました。私も来賓の一人として参列させていただきました。
 このほ場整備事業は松阪市山添町、安楽町、山下町、伊賀町、豊原町の5つの町にまたがる、約120㏊の農地を対象として、「櫛田上地区改良区(組合員数181名 森坂享司理事長)」によって平成8年から取り組まれていたもので、17年の歳月を費やし、総事業費27億2,510万円をかけ、このほど完成したものです。

 この日の竣工式にはこの事業に取り組んできた改良区の役員、工事に携わってきた工事関係者が出席し、また国会議員、県会議員、市議会議員を始め、この事業を支援してきた三重県、松阪市、県土地改良連合会などの担当者など多くの来賓が参列しました。

 式典では森坂理事長が、県関係、土地連合会、市関係者、工事関係者にお礼を述べたあと、TPPの問題、農村の高齢化の問題、減反の問題など農業を取り巻く現状は大変難しい中で、これからの農業をどのようにしていけばいいのかを考えながら、地権者一同団結して取り組んで行きたいと、式辞を述べました。
 このあと、来賓の祝辞、来賓の紹介、工事経過報告があり、丸亀産業(株)など工事関係者12社に対して、森坂理事長から感謝状が贈呈されました。また事業に携わってきた改良区の役員にも感謝状が贈呈されました。

 私もかつて八幡沖ほ場整備事業の改良区の理事として、ほ場整備の仕事に携わったことがあり、実にいろいろな問題が次々と出てきて苦労しながら、進めてきた経験があります。
 今日役員の方と少し話しをしましたが、「いろいろな事がありました」とおっしゃった言葉の中に、17年間の苦労が凝縮されている気がしました。
 この日の竣工式にあたり、櫛田上地区のほ場整備事業に携わってこられた役員の皆様に敬意を表するとともに、組合員の皆様にこの事業の竣工をお祝い申し上げます。
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