フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

DNA

2013-03-21 19:29:23 | Weblog
DNAという言葉が日常的に使われるようになってからどれくらい経つのでしょう。DNAの分析は犯罪捜査にも欠かせません。
そのDNAの研究が進んだ結果、鳥の世界に激震が起きているとの報道がありました。その一つ、タカやコンドルと同じ猛禽類のハヤブサはDNAによると「インコ、スズメの仲間」である。その二は特別天然記念物のトキはコウノトリの仲間ではなく、ペリカンの仲間である。と発表されました。親戚の叔父さん叔母さんと思っていたら、赤の他人だったわけです。まあ、これまでは身体の形が似ているという理由で分類されていたのだそうで、DNAの分析からではないそうですから当然といえば、当然ですね。人間世界でも裁判で昔と今のDNA鑑定の違いから、裁判結果が覆ることがありました。まだまだ研究が進むとあっという結果が出るかも知れませんね。
それにしても身近な話では、やはり親子はDNA鑑定するまでもなく似ているものですね。それも劣性遺伝でしょうか。手が短い、足が短いなど似てほしくないところが似るのです。今更、DNA鑑定しても笑われるだけだと自覚しています(笑)。