フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

笑い声

2013-03-12 14:35:24 | Weblog
笑い声というのは、聞く者にたいしてプラスのアドレナリンが出るものだと思っていましたが、逆に聞く相手にストレスを感じさせる場合もあるという事件がありました。確かに馬鹿にした笑いというのはあるかも知れませんが、こちらは仕返しの為に笑い声を利用したようです。
それはニューヨークの41才の男の話です。この男の隣に住む男性がこの男の身体的な障害を馬鹿にすることに対抗して大声で笑うことを仕返しとして思いつきました。隣の男性から通報を受けた警察は2日間実況見分し、この笑い声を騒乱だと判断しました。そしてその罰則は、禁固30日、罰金500ドル、日本円で4万7000円という厳しいものが予測されています。この一事からみても、度が過ぎると何でも相手に迷惑をかけることになるわけですね。過ぎたるは及ばざるが如しとはこのことですね。カナダのアパートでは建物の3階分ほどの巨大なつららが出来て取り除くのに数十万円にも上りましたが、これも大きくなる前に手当てをすればもっと安くなったのも「過ぎたるは」につながります。バランス感覚を研ぎ澄ましたいですね。