氷の摩周湖

北海道の有名な観光地、摩周湖に行った時にガイドさんに言われた言葉を覚えています。「お客様達はついていますね。こんなに晴れた摩周湖は珍しいですよ」。私だけでなく皆さんもそう言われたことありませんか。布施明さんの「霧の摩周湖」が大ヒットしたので、ガイドさんは晴れた日には必ずこう言って笑わせるジョークだと思います。摩周湖の素晴らしい透明さをよく覚えていますが、その摩周湖にはいま全面に氷が張っているそうです。摩周湖の紺色の表面上に雪が積もって白くおめかししているように見えるそうです。
もともと摩周湖は深い湖で深いところではおよそ211メートルもありますから、水の温度が下がりにくいので、全体が凍るのは珍しいそうです。寒さが厳しく、風がないのが氷が張る条件で2年連続のことです。観光客の多くは霧で湖面すらみることが出来ない摩周湖で、全面凍結の景色を見れるのはラッキーです。2月16日から続いているようですから、今日あたり観光に出かけた人達は同じラッキーさを味わっていますかねぇ。