これって？

かつて野口五郎さんのヒット曲に「青いリンゴ」がありましたね。このリンゴの青いのは熟す前の自然な姿ですが、こちらは人為的に青を作りだしました。それは「青いユリ」です。遺伝子組み換え技術を活用して開発したそうです。
この会社が開発した青い花はカーネーション、バラ、キクに次いで4品種目となるそうで、6年後には商品化するそうです。すでにカーネーションやバラはギフト用などで販売していますね。贈られた方はめずらしくて喜ばれるかも知れませんが、何かこうした開発には釈然としないのは私だけでしょうか。自然のままの大切さを自分で損なっているような気がしてならないのです。
確かにこうした開発は人間にしか出来ないことですが、どんなに青い花が綺麗でも心に伝わる綺麗さではないようなそんな思いも持っています。一年中、ほとんどの食物が取れ、季節感が感じられなっている昨今、自然災害の残酷さを防ぐ開発は当然ですが、自然のもつ自然さはきちんと守って行きたいと思っているのです。
日本の一番の素晴らしさ、四季折々の変化です。その変化を自らの手で摘み取らないようにしたいですね。