フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

古い地図

2008-10-28 19:52:40 | Weblog
以前、なかなかナビゲーションのCDを換えない時期、新しい橋を渡っているとナビでは海の上を走っている標示になっていて笑った事があります。1日1日変化している事を実感しますが、ナビだけではなく地図帳も古い地図帳だと役に立たなくなっています。
時刻表と地図帳は最新のものを手に入れておかなければいけません。国内では平成の大合併で市が誕生したり消えたり、世界ではソ連からロシアに変わったりして新しい国が誕生したりしています。
中にはこうした変化が楽しみという人がいます。私などは古い地図だとわかると捨てようと思うのですが、その人は現在の地図と古い地図を比較して変化を確認するのが好きだといいます。すごい人はすごいと改めて感心するのですが、歴史好きと地理好きに大別できる様な気がします。その点私は歴史好き、どうも地理が余り好きになれないのもこの大別の中にしっかりと組み込まれているのでしょう。
それともうひとつ、空想の世界に浸りきれないのかもしれませんね。暇な時には地図帳を広げて眺めているだけでその地点に立っている自分が想像出来る人もいます。この方は心に翼を持っているのかもしれません。
老後の楽しみにそうした空想を楽しむ方法を学ばなくてはと思う今日この頃です。