豆の育種のマメな話

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恵み野中央公園の「キノコ」たち、恵庭の花-11

2015-11-14 16:58:19 | 恵庭散歩<花のまち、花だより、自然観察>

11月も中旬,北海道は初冬の季節となった。昨日までの小春日和は嘘のように,今日はどんよりとして冷たい風が頬を刺す。庭木の冬囲いを終え,落ち葉を片付け,暖房用の灯油を満タンにし,雪かき用の道具は玄関フードに準備した。「さあ,いつでも雪よ来るがいい」と,空を見上げた。

雪が降る前に,やり残したことは無かったか? と思いを巡らす。「ああそうだ,キノコの写真を撮ったままだった」と気づいた。

以下は,恵み野中央公園の「キノコ」たちである。僅か1年の観察ゆえに不十分だが,色々な種類が見られ絵になると思った次第。名前を付すのは,次年度以降の写真を追加してからにしよう。取敢えず,秋の名残りに。

◆9月15日,前々日まで続いた雨も上がり,その日は清々しい秋晴れの朝だった。恵み野中央公園を歩いていると,野球グラウンド外野の土手に大きなキノコが生えているのに気付いた。土手の芝生は短く刈り込まれていたので,遊歩道から眺めると,三本のキノコは青空に背伸びしているように見えた。笠が反り返った個体には朝露が溜まっていた。

 

秋の訪れに思いを馳せながら遊歩道を進むと,恵み野中学校近くの椴松の下に朱色のキノコを見つけた。芝草の間に群生し,柄やひだは白いが笠は華やかな朱色に染まっている。

 

◆恵み野中央公園にどのような種類が自生するのか。散歩がてら注意して観察すると,9月~10月にかけて以下の写真のような種類を認めた。いずれも,地面に生える種類である。

 

 

 

◆また,漁川の河川敷には塊に生えるキノコの群生を確認した。更に,苔の絨毯に頭を出す小さな笠のキノコも健気で,絵になる。

 

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