新年のご挨拶を申し上げます。
元号が「令和」となって初めての元旦。北海道の一部は暴風雪ですが当地は雪も無く、庭の温度計は氷点下八度、清澄な朝を迎えました。昨年は、「自然災害」「独りよがりの政治」「豊かさを感じない経済」「身勝手な事件」など何かがおかしく、大晦日には「保釈人海外逃亡」のニュースが飛び込んで来ました。あらゆる事象が解決しないまま持ち越された感がありますが、元旦の凛とした外気は「気を引き締めて一年を歩めよ」と吾々に語り掛けているようです。安寧、豊穣の年でありますよう祈念したいと存じます。
当方、おかげ様で平穏無事に暮らしております。六年間通った長寿大学大学院も三月には修了となりますが、老いての学びは新鮮でしたし、有難いことに地域社会との繋がりも拡がりました。履歴書(自叙伝)には「七十代、長寿大学で学ぶ」と書けそうです。
伊豆の里山へは、昨年も三回ほど足を運びましたが慌ただしく過ごしたので、今年はもう少しゆったりしようと考えています。
皆様のご健康とご多幸を心からお祈り致します。
令和二年元旦