朝早く5月広場を訪れた。広場に面したカビルドでは、かってアルゼンチンの独立宣言が行われた。北側にはカテドラル、東に面して大統領府(カサ・ロサーダ)がある。広場には、まだ人の数が少なかったが、バッジ売りの露天商が出ていた。
この広場は「革命の広場」であり、戦争での勝利を祝う「勝利の広場」になり、サッカーで世界チャンピオンになったときには「祝いの広場」ともなった。
フロリダ通りを北に進み、突当たりがサン・マルテイン広場。この広場は、北にリベルタドール大通り、西にはサンタ・フェ大通りがつながっている。サン・マルテイン将軍の騎馬像は昔のままに立っていたが、広場の木々は大きく伸びて枝が地表につくほどになっている。
広場から、レテイーロ駅や英国塔の方面を眺めれば、芝生の上で恋人たちが寛いでいる。この低台の広場はかって英国広場と呼ばれていたが、フォークランド(マルビナス)戦争以降はその名はなく、アルゼンチン空軍広場と呼ばれ、戦士達をまつる記念物がある。