S電ネタ、もういっちょ行ってみよ~!というわけで…
どうもこの鉄道会社、本拠地が神戸なのか明石なのか、はたまた
姫路なのかよく分からないところがあり、本社および起点はなぜか
神戸の西代という、特急も止まらない駅にあったりします。
直営のバス会社は、なぜか本社の所在地とは離れた垂水という
ニッチな場所を本拠地としています。ここのバスは、かつてはいすゞ
の中型ばかりで、しかも関西では珍しい中扉乗降タイプがズラリと
揃っていました。そう、ワンマンではなく、何と車掌が乗っていたの
です。(そんなに大昔の話ではありません)
神戸は坂の多い町であることで知られていますが、垂水の辺りも
例外ではなく、乗用車でさえ躊躇するような狭いワインディングの
坂道を、S電バスは驚異的な運転テクで軽快に登っていました。
特にバス同士のすれ違いは、右側も左側も本当にギリギリながら、
そうとは感じさせぬ実に見事なものでした。
で、車掌さんの仕事はといえば、走行中は雨の日だろうと冬だろう
と窓をガラッと開け、マイクで念仏のようにブツブツと、「オーライ、
オーライ…」。そう、車掌さんは客扱いのためというよりは、幅寄せ
を確認するために乗務していたのでした。(あまりの道の狭さ故に、
車掌付きでなければ認可が下りなかった、というもっともらしい話も
あります)
このバス通りの沿線には、かつて私の会社の研修所があり、そこの
メシがやたらとうまかったことと、そこに行くバスのバカテクぶりは、
同僚の間でいまだに語り草となっています。
今やその辺りの道は拡幅されてワンマンの大型バスが普通に通れる
ようになり、また、メシがうまかった会社の研修所は5年ほど前に廃止
され、いずれも昔話となってしまいました。
かつては垂水の駅前やバスターミナルも猫の額みたいに狭くて、ある
意味昭和の匂いを残していましたが、これも再開発により面目を一新
しています。
どうもこの鉄道会社、本拠地が神戸なのか明石なのか、はたまた
姫路なのかよく分からないところがあり、本社および起点はなぜか
神戸の西代という、特急も止まらない駅にあったりします。
直営のバス会社は、なぜか本社の所在地とは離れた垂水という
ニッチな場所を本拠地としています。ここのバスは、かつてはいすゞ
の中型ばかりで、しかも関西では珍しい中扉乗降タイプがズラリと
揃っていました。そう、ワンマンではなく、何と車掌が乗っていたの
です。(そんなに大昔の話ではありません)
神戸は坂の多い町であることで知られていますが、垂水の辺りも
例外ではなく、乗用車でさえ躊躇するような狭いワインディングの
坂道を、S電バスは驚異的な運転テクで軽快に登っていました。
特にバス同士のすれ違いは、右側も左側も本当にギリギリながら、
そうとは感じさせぬ実に見事なものでした。
で、車掌さんの仕事はといえば、走行中は雨の日だろうと冬だろう
と窓をガラッと開け、マイクで念仏のようにブツブツと、「オーライ、
オーライ…」。そう、車掌さんは客扱いのためというよりは、幅寄せ
を確認するために乗務していたのでした。(あまりの道の狭さ故に、
車掌付きでなければ認可が下りなかった、というもっともらしい話も
あります)
このバス通りの沿線には、かつて私の会社の研修所があり、そこの
メシがやたらとうまかったことと、そこに行くバスのバカテクぶりは、
同僚の間でいまだに語り草となっています。
今やその辺りの道は拡幅されてワンマンの大型バスが普通に通れる
ようになり、また、メシがうまかった会社の研修所は5年ほど前に廃止
され、いずれも昔話となってしまいました。
かつては垂水の駅前やバスターミナルも猫の額みたいに狭くて、ある
意味昭和の匂いを残していましたが、これも再開発により面目を一新
しています。