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趣味の話など

越中へ ~黒部峡谷鉄道・その1~

2008-05-03 | 一寸お出かけ(北陸)
富山地方鉄道で富山から約1~1.5時間のところにある温泉町・宇奈月を
起点に、さらに山奥に向かって春~秋の期間のみ営業している鉄道です。

この鉄道、JRの在来線よりさらに線路の幅が狭い(762mm)ナローゲージ
と呼ばれる軌間ですが、全線が電化され、重連の近代的な機関車が13両
もの長大編成を牽引する姿からは、ひなびた軽便鉄道の趣は全く感じられ
ません。

黒部渓谷鉄道の宇奈月駅。
200m離れた富山地鉄の同名駅よりも正直立派です(笑)



鉄橋を通過する黒部渓谷鉄道の列車。
実はコレ、Oゲージぐらいの大きさの精巧な模型で、これをバックにお手軽
に記念撮影ができてしまうというスグレモノです(笑)



まるで、よく出来た模型のジオラマのような風景の中を走る列車。
こちらはホンモノです(笑)


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越中へ ~海王丸~

2008-05-02 | 一寸お出かけ(北陸)
万葉線の終点の一つ手前に「海王丸」という駅があり、この近くに練習帆船・
海王丸(初代)が保存されています。

1931年の進水という非常に古い船ながら良く整備され、船内外とも美しい姿
を保っています。

船内はかなりの部分が公開されています。
まずはお約束?で、ブリッジ内部。
中央には操舵スタンド、右側にはエンジンテレグラフも見えますが、これら
は入出港時のマニュバリングにしか使われません。

なぜなら… この船は「帆船」だからです。



ギャレイの内部。中央奥には、巨大なライスボイラーがあります。



船長公室。
応接室となるこの部屋は、狭いながらもやはり高級感漂う雰囲気です。



船尾にある手動の蛇輪。
外洋での帆走時に使用されますが、ブリッジのものより、よほどこちらのほう
がそれらしく見えますね。



丁度整備をされていた(写真に写っている)方に話を伺うことができました。

帆走中の舵角の指示はブリッジからではなく、この場で舵手が風向き等で
判断するのだとか。(あくまでブリッジからの指示は針路。なお、ブリッジと
の電話や伝声管すらありません) これには驚きました。

操舵は24時間体制で2人ずつ4時間交替、太平洋横断の場合はこれが30
日間連続ということで、あくまで訓練航海とはいえ大変そうです。
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越中へ ~万葉線とその沿線風景~

2008-05-02 | 一寸お出かけ(北陸)
この連休は、富山に行ってきました。
距離的に気軽に行ける所というつもりでしたが、よくよく考えてみると、
その所要時間の3時間は、新幹線だと東京や博多にも十分行けてしまい
ますね。

さて、最初の目的地は高岡。
かつてこの町には加越能鉄道という路面電車が走っていましたが、鉄道
部門は第三セクターに経営譲渡され、同時にスマートなLRVも導入されて
います。

加越能時代からの旧型車も健在です。



ちなみにその第三セクターの社名は、路線の愛称名そのままに「万葉線
株式会社」、また加越能鉄道のほうはバス会社として存続しています。

万葉線の終点は、射水市・富山新港近くの越ノ潟。
ここから富山新港内を横断する県営フェリーが出ています。



沿線は、意外にも港湾・工業地帯という感じです。
万葉線のほぼ中央にある中伏木という駅近くからは、小矢部川を横断して
対岸の伏木に行く「如意の渡」が出ており、万葉線の1日乗車券を持って
いると、こちらにも乗ることができます。



待合室には、1時間当たり4便と書かれている時刻表が一応ありました
が、対岸から人が待っているのが分かったのか、(待っているのは私一人
だけにも関わらず)すぐに迎えに来てくれました(笑)
下船する際には記念乗船証までもらったりして、タダで乗るのは少々申し
訳ない感じもします。(厳密にはタダ乗りではありませんが…)
コメント (2)
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