麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

正の字

2016年07月09日 | 制作公演関連
「一日一本とか?」
「ひとつどころじゃねーよぉ」

***

夜九時過ぎからの飲み会の店に
一人別の現場から着到して、
しばし独りで過ごしたのだが、
十人分のテーブルにぽつり居る僕の
隣で「女子会」が開催されていた。

その会話が冒頭のそれで。
つまり、旦那に毎日駄目がつく。
「正の字の棒が一日に一本?」
と後輩らしい娘が聞くと、
「一本?、正がひとつどころじゃねーよ」
と先輩が答えて盛り上がっていた。

声は若く聞こえた(割と目の細かい
すだれで仕切られていた)けど
三十代だろう、きっと。
或いは割と歳に開きがあり、
二十後ろから四十手前とかかも。

いずれにしろ旦那への愚痴だった。
まぁ、何処も同じなんだろうが……
にしても一日で正の字ができちゃうの
(T_T)
ま、アルコール入ってるから
だいぶ大袈裟ではあるんでしょうが。

***

まもなく稽古を終えて現れたのは
来週末に山中湖で『卒塔婆小町』を
上演する面々。
演出の小林拓生以下、全出演者と
ダンス指導の小笠原先生も。

秋には新宿での凱旋公演も予定。
短い作品なので『葵上』と
二本立てでお送りする。
(そちらの演出は篠本賢一)

またSFM(新宿フィールドミュージアム)
参加予定でもある。

演劇に限らず、様々なイベントを
網羅した「おまつり」で、
まだ認知度が低いけれど、
坂学会のフィールドワークや
神楽坂のフェス等々、
本当に幅の広い企画なのである。

フリーの制作なので、昨年は
ラヴィニアのシアターブラッツでの公演、
その前年と前々年はシアター風姿花伝での
アトリエ・センターフォワードの作品で
なんやかや今年で四年連続の参加になる。

正の字に、もう一息。

***

あ、そうそう韓国旅行に行ってた
妻が木曜日に無事帰国した。
彼女が僕に駄目の正の字を打つ
n日常がかえってきた。
同時に、
僕の感謝の正の字をつける日々も
\(^^)/\(^^)/(すりすり)

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+よしぎゅう

2016年07月08日 | 制作公演関連
ファストフードのメニュー展開が
なかなか凄いことになっている。
生き残りをかけて必死の味の追及合戦だ。

あるいは吉野家の「吉呑み」のように
業態のバリエーションにまで
手を入れているところもある。

まぁこれは、コーヒーチェーンが
先行して導入した昼夜の二毛作を
真似たわけだけれど。

こないだ久々に、その吉野家に入った。

朝限定の、豆腐ぶっかけ飯、鶏そぼろ飯
ってのがあるのを今更に知る。
なんと290円也。
ところが大盛りは450円と
160円もアップする(;>_<;)

あれ、じゃあ牛丼は?
とメニューを見たら、並480円、
そして大盛650円と170円アップ。
・・・ん?
そうか飯と具だからか。

拉麺やら炒飯やら、大盛は100円増し
と勝手に思っているが、商売だから
当然、原価計算して儲けなきゃだ。

豚丼は並330円、大盛500円と
どうやら丼ものは統一のようだ。

ちなみに「御前」てのもあって、
たぶんこれは御飯の盛りだけ増量のよう。
大盛りが100円増し、からの推測だが。

***

演劇界でも 価格設定では頭をひねる。
前売2800円、当日3000円とか、
前売3000円、当日3500円てのが
まぁ「小劇場」の相場だろうか。
前売(含む予約)が安い設定だ。

さて、演劇集団ア・ラ・プラス
『かもめ』は前売3800円に対し、
当日4500円と、差を大きくした。
前売がお得ってアッピールにほかならない。

本番まで三週間とちょっとになった。

写真は少し前、
チケットが完成した時の稽古場にて。

そうそう。
大人になると関心が薄れるけれど
(子供がいないので尚更に)
昨日、七夕だったのだな~。
チケットがいっぱい売れますように、
とお願いするのを忘れたよ。

ま、ロシアの芝居だし、いっか(汗)。
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『あの日、リストラ』開幕

2016年07月07日 | 制作公演関連
ジャガーポーズで売り出し中の
浅野拓磨のアーセナル入団が決定。
まずはレンタル移籍されて
オランダでのプレーになるだろう
との報道だが、いずれにしろ楽しみだ。

昔は終身雇用の世の中で、
日本のスポーツの王者「野球」も
移籍は余り良いイメージがなかった。

けれど働き方の多様化が当たり前の
今日この頃を象徴するように、
サッカー界では、ピッチに立つため、
育ててくれたクラブを去ることに
違和感がなくなった。
(内面的にはそりゃ悩むだろうが)

ふと気付けば。
次々所属を変える政治家も増えた。
その代表格が都知事選に、
正式に名乗りを挙げたらしい。

***

さて6日開幕したDeGeプロデュース
『あの日、リストラ。1999~夏・・・』
(脚本/藤森一朗、演出/竹匠)に
制作のお手伝いで千秋楽まで顔を出すが、
タイトルのリストラは、
リストラクチャリングの略で
意味は云うまでもなく「再構築」だ。

作品は南急建設を舞台に展開する。

毎朝新聞とか四菱商事とか、
フィクションにちょいちょい出てくる
タイプの会社名ではあるが……。0

こないだ西急不動産て会社を
家の近くに発見して「おぉ」と思った。


ロビーはめちゃ華やかです\(^o^)/

***

冒頭書いたサッカー選手の移籍は
選手のキャリアの再構築といえる。

そして選挙もまた、国づくりの
リストラクチャリングだ。

参院選、都知事選で我々は
どんな未来を選択するのだろう。

あれ、またそこに行くの?
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ツマダツ

2016年07月05日 | 身辺雑記
片仮名だと、イミダス的な、
なんらかの辞書みたいなイメェジ。

ただ「つまだつ」と平仮名になると
ピンとは来ないが……強いていえば
粒立つ「粒」が大きめとか、
爪先立つの、少々文学的な言葉?
って自分で書いてて何で疑問形(T_T)

***

今朝、かみさんが海外旅行へ。
つまり「妻立つ」ということ。

三日くらい隣国で遊んでくると言う。

衝撃的な事件が起きたあとだけに
普段より心配は濃い。

在バングラデシュの社員は自宅待機、
日本からの出張は延期等、
企業は対応しているけれど、
総ての海外業務を自粛することはなく、
これが個人の観光で、加えて
別の国であれば「自分には起きない」
と思うのが人情ってもんだ。

蛇足ながら、自粛を訴えるという
スタンスではない。
ただ、心のどこかで緊張は維持し、
んでもって楽しんでもらいたい。

え、難しい?
確かに、特に平和な国で暮らす
我々は特段に、危険の免疫がない。

ともあれ、無事に帰ってきて欲しい。

***

妻は、海外旅行やら国内の旅公演やら
単独での帰省などなど、
家を長く空ける場合、冷蔵庫や
食品のストック棚に、野菜だの肉だの
冷凍食品だのに僕が餓死しないよーに
万全の準備を施して出掛けて行く。

今回は短いが、短いなりの量を
買い出ししてから出発した。

明日、初日を開ける舞台が日曜日まで。
なので家では余り食事を摂らないのだが、
いわゆる制作担当ではなく、
本番のみのフロントワークだから
そーいえば、かみさんに言ってないかも。

かみさんが自ら率いる「ラヴィニア」の
本拠地と呼んでも過言ではなく、
僕が名誉副支配人でもある
ウッディシアター中目黒での舞台。
DeGeプロデュース公演。

実は、詳細を知らない(*_*)

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出目もしくは風向きについて

2016年07月04日 | 身辺雑記
参院選も終盤らしい。
いまひとつ盛り上がらない感が否めず、
気になるのは、掲示板に並ぶ
「謎の集団」のポスターである。

見事に(?)法の目をかいくぐり、
立候補者名を明示しないで
(問題ないらしい…)、
また抽選時間を終えてから
選管に出向くことで連番を手に入れる
とゆー着眼点だけは凄いよな~。

四枚並びの隣は、バラエティ番組で
かつて「総理」と呼ばれたのち、
衆院選の神奈川11区で、
リアル未来の総理と激突した
横粂勝仁氏の顔がある。
(正確にいえば09年は小泉進次郎氏
最初の選挙だったから、
未来の総理とは言われていなかったが)

おっと、冷水で顔を洗い目をさまそう。
もっと、冷静に頭を使い目をこらそう。

***

国政が終わると我々都民には
知事選挙も待っている。

前知事辞任後に候補者の名前が
いろいろと羅列された中で、
ただひとり「ノーコメント」と
事実上の出ます宣言をした
小池百合子氏。……あ、先週、
旧知の女優・小池友理香嬢の
ふたり芝居をみたな~(^_^;)

さて、ローマ市長に37才の
ビルジニア・ラッジ氏が決まったが、
世界的に女性リーダー躍進の流れが
加速しているなかでの小池氏立候補。
アメリカ初の女性大統領誕生の前に
日本の首都のトップに女性が!

ところが29日の正式出馬表明が
自民党都連に相談なく行われて、
風向きは変わってしまった。

ギャンブルはやらないので
詳しくないが、出目ってのがあり、
それはトイレに行くだの、
賭ける際に使う手を逆にする、
さらにはゲームのテンポを
ほんの少し違えただけで、
それは変わってしまうと聞く。

ギャンブルに例えずとも、
一つのファール、一本のサーブミスから
試合の流れが一転することはよくある。

そーいえば友理香嬢の芝居を見たのは
百合子正式出馬表明の翌日だった。

いずれにしろ。ぐだぐだな自民。
民進に至っては駒そのものがない。
党幹部の「かくし玉」があるとは
到底思えない。

が、まずは次の日曜日に選挙に行こう。
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仮名手本立体化傳、其乃零

2016年07月02日 | 制作公演関連
遊戯空間(主宰篠本賢一)の
演劇創造の、今では太い柱となった
全段通し『仮名手本忠臣蔵』。
四年前の初演からリーディングで続けて、
浅草木馬亭の風物詩のひとつに迄
成長させて戴いたのはひとえに
お客様から賜ったものだと素直に思う。

毎年欠かさず師走に届けてきて、
歳としての本年はお休みになる、
けれども「二〇一六年度」
で謂うなら、明けて二月、
吉良邸に程近い両国の小屋に
舞台を遷して、容(かたち)も
新たに芝居でこしらえる。

芝居の要素は大いに盛り込んで
これまでも出し物にしてきたが、
満を持して立体化に挑むことになる。

ついてはまず出演者が大幅に増す。
これまで一人が数役を兼ねていたが、
基本一人一役での配役を練っている。

これまで休まず出続けた、
或いは複数回参加した、
さらには昨年初めて縁を得た、
そんな役者たちに加えて
更なる新味を、と動き出していて、
実は月末も、とある老舗劇団の
中堅に声掛けし、演出と会わせた。

まずは話がまとまった。
まだまだ何人か候補を準備している。

制作として配役にも携わるのは
いと楽しいこと。
今日もこれから、今度は
声優畑ながら最近板の上に
俄然興味を示す男を、
これから篠本に紹介する。

さて、いかに。
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