麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ぶらり旧藤野町~おまけ

2008年11月13日 | 東演
 今日は、久しぶりに秋らしいお天気
 一気に冬かと思ってたので・・・何だかホッとしました。

 日々の忙しさの中でホッとしたのは。。。残念ながらお天気には恵まれなかったものの相模原演劇鑑賞会の面々と楽しく過ごした「藤野満喫ツアー」。
 今日も「おまけ」で、もう一回書きます。
 
 行きは最寄りの駅で合流でしたが(詳しくは11/11付ブログで)、帰りは一緒のバスで相模大野まで。
 お芋に大根(芋掘りの時、サービスで何人かが大根までいただいた…)で両手いっぱいな上に、途中、市の物産センターで最後の(?)お買い物。

 相模湖畔の「丹沢パン」など相模原の名品がズラリ。
 岸並も、『月光』のメンバーに買い求めておりました。

 ヘソ曲がりな僕が「みそぱん」に注目していると、会員のOさんが「買ってあげるわよ」と言うのでお言葉に甘えた。



 香ばしくて濃厚な、見事な「味噌テイスト」。けれどしっとりとパン生地とマッチして、素朴というより上品な美味しさだ。それなのに懐かしい。初めて食べるのに……。
 近いのは甘食(あましょく)。

 袋には「不格好。だけど美味しい、忘れられない」とあるが(ちょうど光って見えないところに縦書きで)確かにそーだ。

 ゴチソウサマでした

 てのひらほどある大きめの長方形は、まるで色気のない見た目だけれど、癖になる味だ。それが2枚も入ってるので食べ応えも十分。

 前述の「丹沢あんぱん」と同じコーナーで売られていたから、てっきり同じ「ルポン」で作っているパンだと思ったら、松本市(長野県)の「日新堂製菓」の商品でした。
 市の物産センターだけど、色んな商品扱ってるのだな

 ちなみに「みそぱん」と言えば、下北沢の「アンゼリカ」も有名です。
 こちらは、丸い形。日新堂さんが甘食風なのに対して、普通のパンに近いッス。
 (どんな説明じゃ
 東演への道中にあって、観劇がてらに黄色いあの袋を持ってパラータにやって来るお客様も多数。
(差し入れの場合もあれば、家やお友達へのお土産の場合など様々)

 相模大野には6時頃着。
 それから反省会(?)をして楽しい一日が終わりました。

 この御礼は、4月の『臨時病室』の笑いと涙でお返ししたいと思います。
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ぶらり旧藤野町~その2

2008年11月12日 | 東演
 たま~にお届けする「ぶらりシリーズ」の、昨日に続いて旧藤野町探訪記。
 相模原演劇鑑賞会の皆さんと楽しく過ごした話の、後半です。

 陶芸を終えたバスの中で
 岸並いわく「ハマる人の気持ちがわかる。すごい集中するよね」と。
 確かに、忙しい人がハマる趣味の一つだ。…まあ「趣味」には、集中から生まれる気分転換があるからこそ!だったりするのだけれど、などと冷静に分析しつつ、実は僕も結構ハマりました。
焼き上がりは年明けになるそうです。

 さて。陶芸の後は芋掘りへ。。。



 外なので赤いジャンパーを羽織った岸並。室内では白。
 目指すは年末の紅白か?

 ザレゴトはともかく、下が掘り出したおいもです。



 いやぁ久しぶりに本物の土に触れました。

 土の匂いのする芝居に定評のある東演ですが、気づけば忙しさを言い訳に、リアルな自然と距離を置いていました(T-T)

やっぱ美味しい空気を体に取り込むと、体の芯からシャキっとしますな。

 泥を落とせば
 鮮やかな赤紫色。
 ものさしはがわりに25センチほどの包丁を置いてみました。
 長さ30センチ超、太さ15センチ超の巨大なさつまいも。



 余りに巨大なので、茹でてから、焼いていただきました
 美味しかった 
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ぶらり旧藤野町~その1

2008年11月11日 | 東演
 昨日はお休みをいただきました
 ので、ブログが3日空いてしまいました。

 週末、一昨日は新潟
 演劇鑑賞会の、関越ブロックの総会に出席。
 「総会」は、ざっと数えても20画はあろう厳めしい文字で、そこからも類推されるよーに、ここで論じても恐らくは面白くない真面目な会議。なので、大変有意義な、という一言でまとめて、土曜日の話を書くことにしますm(__)m

 11月8日(土)、相模原演劇鑑賞会の二十周年記念の行事のひとつに寄せていただきました。

 来年4月に『臨時病室』の上演が決まっている相模原演鑑さんのイベントに、キャストの一人・岸並万里子と二人、朝、雨のぱらつくJR中央線の藤野駅へ。


 ちょいと前説。
 厚木や町田等と隣接するエリアの主に平野部が「相模原市」だったのですが、平成の大合併を機に、丘陵となる城山町や湖のある津久井町、相模湖町、さらには山梨との県境にある藤野町までを段階的に取り込んで、めちゃくちゃデッカイ「市」になった「さがみはら」!
 人口だけで言えば、政令都市を除くと日本一なのだそーです。その勢いに乗って(?)、2010年には政令指定都市を目指すらしい。。。(^_^;)

 で、新しく仲間に加わった中のひとつ「旧藤野町」を探訪しようという話が持ち上がり、次回例会のNLTから俳優の山田登是(やまだのりゆき)氏、次々回例会の我々がゲストとして招かれた、という、そういう流れがあって……。

 会員の皆さんは相模大野からバスで、見事に市内を縦断しながら、城山から順に「新しい仲間」の名所旧跡を車窓から臨みながら、僕たち都内組をピックアップ。

 まずは芸術の町を標榜する「藤野」のあちこちにあるアート作品を見て歩きました。
 写真はその中のひとつ

 それから短いハイキングで藤野の自然を満喫し、ほどよい空腹を昼食で満たして、午後からはまず陶芸にチャレンジ。



 右手前の白い服が、弊団の岸並。
 短編映画『Blind Love』(監督/Shaun Keenan)で陶芸の先生役を演じただけに見事な手さばき???
 ・・・映画では、ろくろを回す手元を本物の先生が吹替で演じたので、実は“初体験”。

 その前にいる水色の服は、弊団・奥山浩が客演したピープルシアターで共演した稲垣由美さん。劇団め組所属。奥山演じた鬼勝も属した、百目鬼組の側のタンポポを演じていました。
 偶然でしたが、初めて言葉を交わしました。

 【その2へ…】
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死立探偵(前編)

2008年11月07日 | 鑑賞
 劇団ジャブジャブサーキット第47回公演
 『死立探偵』(草案/北村想、作・演出/はせひろいち)
 11月 5日(水)~11月 9日(日) ザ・スズナリ

 余命半年を宣告されて
 なほ迷宮へ
 結城又三郎 最後の事件

 欠かさず紹介させていただいているJJCの新作のキャッチは今回、なんだか、大ヒット御礼の映画のコピーみたい(?)ですが・・・

 中身はズッシリと重く、でも珍しく“とても動きのある”舞台でもありました。

 え? どっち?

 タイトルからも解るように「死」を扱っており、だから内容としては重く。
 またカフェ(そしてその奧に探偵事務所)のみで展開し、アクションシーンがあるわけでもないのだけれど、そういう“動き”でない、動きが激しかったのです。

 かえって解らなくなるか?

 はせ氏に書き下ろしていただいた弊団『大地のカケラ』でも出てきたRPG(ロールプレイングゲーム※)が冒頭から登場し、作品全体がRPGとも捕らまえることもできる、極めて論理的な舞台であり、一時、演劇界を風靡した「静かな劇」なんです。
 あくまで見た目は。

 でもでも、将棋や囲碁やチェスが格闘技と言われるように、『死立探偵』は脳と心を激しく揺さぶる、とてもアクティヴな作品に昇華されています

 ブルマンのこととか、も~色々書きたいことがいっぱいあるのですが、それは劇中の中西なつみ(鳥岡寿江)が、約束を守って1ヶ月ガマンしたように、千秋楽まで待ってから書くことにします。

 ※日本ではコンピュータゲームのRPGが有名ですが、
  本来は、テーブルトークRPGを指すそうです。
  会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ
  “対話型”のロールプレイングゲームのこと。

 大阪(10/1~10/5@ウイングフィールド)、名古屋(10/22~10/26@七ツ寺共同スタジオ)を終えて、2時間を超えていた上演時間が1時間50分ほどになった『死立探偵』は、スズナリにて、いよいよ9日(日)まで!

 絶対!必見です!!

 (では続きはまた、近々)                
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Z会

2008年11月06日 | 東演
 11月1日に日本音楽高校・三浦記念ホールにて、PTA有志主催で上演された『ピアノ・ソナタ「月光」による朗読劇/月光の夏』は、15日には流山での公演を控えています。
 流山生涯学習センターにて14:00開演。
 一般公演です。チケットのお求めは04-7150-7474まで。

 1日は矢野・安田・小高・南保。
 15日は岸並・古田・能登・南保。
 ピアノはともに根岸弥生さん

 さてタイトルのZ会。難関校受験の大手進学塾を連想されることでしょう。
 試しに検索したら当然ながら「株式会社Z会」にヒット!
難関校専門の塾ってイメージでしたが、今や小学校、中学校に、社会人コースまであるんですネ。
 通信添削から始まり、後に教室も開校したことくらいは知っていましたが、本社が三島(静岡県)ってのにはビックリ
 歴史も思った以上に古くて、なんと昭和6年。
 新宿に誕生した「実力増進会」が戦争により東京を離れ、静岡県中伊豆で添削指導を再開(昭和27年)した沿革のためなのだとか…。
 いやいや、そーゆー話ではない

 『月光の夏』は、劇団員全員で演じられるようにとの目標から、演技部が日々研鑽を重ねている演目で、今年の7月にも古田美奈子率いる(?)チームがアトリエで公演を打ったことは記憶に新しい。

 で、Z会。
 光藤妙子、岸並万里子、能登剛、奥山浩の4人が、自分たちで称している名前なのである。
 12月11日の発表会に向けて、稽古が再開している
 東演の『空ゆく風のこいのぼり』と、奥山が客演していた『狂気の路地』がともに終わったのを受けて、本日から・・・。

 どんな朗読劇になるだろうか?

 下はアップ風景。
 (右から光藤、岸並、能登、奥山)
 

 
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フユヒコ

2008年11月05日 | 鑑賞
 昨夜、青年座のマキノノゾミ三部作のトップバッター『フユヒコ』(作・演出/マキノノゾミ、紀伊國屋ホール)を拝見しました。

【文中敬称略】

 弊団が『空ゆく風のこいのぼり』を畳んで劇場を去るのと入れ替わりに……これは文字通り、うちの大道具がクレーンで地上に降りてくる間に、フユヒコの小道具がエレベータで4階に上がっていくという……番組替えが行われた、その公演の初日でした。

 寺田冬彦に山野史人、その妻・りんに津田真澄。その子供達が太田佳伸(長男・康一)、椿真由美(長女・早月)、五十嵐明(次男・秀二)、加茂美穂子(次女・秋子)。※その子供達というと冬彦とりんの子供のようだが、りんは4人の育ての母になる。
 他に、冬彦の友人・大河内正親に佐藤祐四、秋子の恋人・沢木登に木下政治(劇団M.O.P.)。

 このたった8人が、寺田家の居間で繰り広げる、十二月二十四日から大晦日までの、たった8日間の物語なのだが・・・
 初演が読売演劇賞を受賞している名作(初演は宮田慶子演出)は、冬彦以外新キャストとなった今回も、メチャクチャ面白かったッス。

 物理学者ににして随筆家でもあった寺田寅彦を始め、すべてモデルがある話なので突拍子のない話では決してない。
 突然南の島に話が飛んだりはしないのダ
 (これは弊団『空こい』の1シーンです。)

 ネタバレは避けますが、ある意味「大した話ではない」のである。
 だけれどジワッと来る。

 今はもう戻ることのない「昭和の家族」だからこそ為し得たドラマは、ここ数日一気に冷え込んだ季節に、心を温めてくれる見逃せない舞台です。

 11月9日まで。

                        

 下北沢ジャックなど、アグレッシヴな企画で常に演劇界のトップを疾走する青年座が、またまたカマしてくれた素敵な“3連続上演”。
 上演された順でいえば『MOTHER』(94)、『フユヒコ』(97)、『赤シャツ』(01)だそうだ。時代設定だと『赤シャツ』『MOTHER』『フユヒコ』となる3本を、『フユヒコ』『赤シャツ』『MOTHER』と並べた青年座の狙いやいかに?
 絶対3本とも観なければ
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さぎそう、種が膨らむ。

2008年11月04日 | 区民上演グループ
 来年2月の本番に向けて「下北沢演劇祭2009」の目玉企画のひとつ(?)“世田谷区民上演グループA”の稽古が始まって、この土日祝日に4週目を終えました。

 早くも1ヶ月。回数でいえば10回ですが有意義な“キャンプ”になりました。
 わざわざ“ ”でくくったのは、テント張ってバーベキューするのじゃなく、スポーツチームがシーズン前に行う練習の意味だから。
 基礎体力をつけ、チーム戦術を確認しあう、主に四国や九州、はたまた海外の暖かい地で行うあれですネ。

 実際「さぎそう」※も、いきなり台本に入らず、芝居の基礎を体験しながら、参加者各自が共鳴するところ理解に苦しむところを互いに感じ合い、相性や距離感を掴んでいくカリキュラム。

 ※今回よりグループAは「さぎそう」という名前で
  公演を打っていきます。
  ちなみに「さぎそう」は世田谷区の区花です。

 ファースト・インスピレーションって確かに凄いけど、時間の中で関係性は変化しますから。
 例えば家族役を担った面々が「家族会(?)」という名の“アフター”を催して関係性を深めたりしてますが、そこから生まれる化学反応は、とても面白いです。
 
 思えば、スタートの週が3日連続だったことは幸運だった
 というか、あえて連休を選んだ部分もある。
 今回は初参加者が多く、やはり関係性を深めるには何より「時間」が一番効果的と考えたから。

 過ごす時間が単純に5時間(稽古は基本13~18時)多いことに加え、中4日で再び顔を会わせることができました。
 平均年齢が少々高めで余り間隔が開くとメンバーの顔を忘れてしまうのを避けながら(冗句です)、スタートダッシュでうまく「チーム」にまとまったなぁと。

 10/11のグログにも書いたけれど、08-09シーズンに集まった11人は、かなりマイペースな、そして元気な面々。
 その個性を生かしながら、チームワーク良く本番に臨みたい

 てなわけで“キャンプ”は、最終局面の日祝の二日間、ついに「台本」とご対面。
 それを、ざ~っと通して読んで、終わりました

 今回は「古典」・・・ギリシャ喜劇に挑むので、一度読んだだけではチンプンカンプン。
「意味わからん」「こんなのやるの」などネガティブになっていることがメンバーの表情から窺い知れましたが、まあ、これはどんなレパを選んでも多かれ少なかれ出てくること。

 いよいよ次週から、台本とじっくり向き合う稽古になります。

 種が膨らんだ「さぎそう」にどんな芽が出て、花が咲くのか……本番は2月21日、22日。
 会場はフランチャイズ(?)の北沢タウンホール。
 入場無料で~す!!

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狂気の路地

2008年11月03日 | 東演
三連休。
その初日の11月1日、劇団は『空ゆく風のこいのぼり』の荷下ろしと、『朗読劇/月光の夏』の公演、さらにその合同打ち上げをしたことは既に書いた。

 そんな中、演技部の奥山浩が外部出演をしておりました。

 ピープルシアター『狂気の路地』(作・演出/森井睦、於/東京芸術劇場小ホール1)。
 弊団の『空こい』と日程が重なっていたので(10/29~11/3。東演が10/25~31)、お尻の2日間3ステージにどっと劇団員が駆けつける形になった。

 僕の観た回には山田、酒田、能登、小川とキャスト陣が……。
 キャストばかり? そうか、オフのメンバーは、例えばうちが昼公演の日のソワレを観劇することも可能だったか…。

 さて、ヤクザ世界を描いた舞台で、奥山は、百目鬼組の組員・鬼勝を熱演!
 ピープルシアターの看板俳優・二宮聡氏が演じる組長の配下役でした。

 初の本格外部出演※となった奥山。彼なりの手応えを掴んだようで、終演後ロビーで話した顔に成長が伺われ、今後の成果に期待せずにはいられませんでした。

 ※青年座の千田恵子のユニットA-plusは、
  星野真広、安田扶二子という座内同期との共演でした。

              

 期待といえば。。。いや期待とは違うな。
 ・・・同じ芸術劇場の中ホールで『テニミュ』が上演されていたのです。
 人気漫画『テニスの王子様』を舞台化した、それもミュージカルなもんだから通称『テニミュ』。原作に登場するキャラクターばりの個性派イケメンが出演するってんで、朝は入り待ち、夜は出待ち。。。若い女の子が楽屋口を遠巻きにしている。

 劇場裏側にあたる楽屋口は、僕の通勤路でもあり、随分前から「番組は何だろう?」と気になっていたのだけれど、なるほど、そういうことか…。

 で。今朝などは、スーツ姿にパスを下げたスタッフが楽屋口を固めて、マネージャーとともに小屋入りする“アイドル”にファンが近づくのを認めるや、露払いに入る光景を初めて見た

 奥山浩も東演にあっては、なかなかのイケメン俳優だ。
 『テニミュ』までは期待しないけれど、今後も客演に呼んでいただき、芝居の力を高めるとともに、新しい観客に知られ、気に入られ、劇団に呼び込むようになってくれたら、これほど嬉しいことはないと・・・少し話が遠回りになったけれど、そんなことを考えた秋の連休でございました。
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こいのぼり、跳ねる。それから月光。

2008年11月01日 | 東演
 昨日、お陰様で無事『空ゆく風のこいのぼり』(作/藤井貴里彦、演出/磯村純)全7公演を終えた。

 紀伊国屋ホールは書店内にあるため、セットなど大きなものを降ろすクレーンが夜9時まで動かせない。
昨夜我々が劇場を出たのは夜10時となった。

 さて、その荷下ろしが今行われているわけだが、実は都内の高校では『ピアノ・ソナタ「月光」による朗読劇/月光の夏』(原作・脚本/毛利恒之、演出/鈴木完一郎)が、本日上演される。
(詳しくは劇団HP参照)

 矢野泰子、安田扶二子、小高三良に南保大樹を加えた通称C班が、記念すべき“初めての旅公演”の開演時間を迎えようとしている。(13:30開演)
 一般の方の観劇も可能な珍しい公演だ。 

 話が前後するが『空こい』の打ち上げは前述の理由で、諸々の片付けを終えた今夕に開かれるが、『月光』もその時間には戻るので、“合同打ち上げ”となる。
 これも珍しいことだ。

 作家の藤井さんは初日から5日目までをご覧になられて帰宮。演出の磯村さんは授業を終えてからの参加と、キャストスタッフ勢揃いの乾杯とはいかないが、

【何て素晴らしい劇団でしょう。
 役者も全て人間味溢れた熟練された方ばかり。
 そして脚本。社会の現状も取り入れ、風刺、ユーモア、ペーソス、そして人間味溢れる人情!!
 涙が出ました。
 演劇好きで20歳代から見続けて数千本観たでしょうか。何本かの指に入りそうな傑作です】

 という大変嬉しいアンケートなど、大好評の芝居だったので、美味しいお酒にならないはずがない。
 

 その模様は明日にでも改めて。

 末筆ながら、ご来場いただいた皆々様、改めてありがとうございました。


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