麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

さぎそう、種が膨らむ。

2008年11月04日 | 区民上演グループ
 来年2月の本番に向けて「下北沢演劇祭2009」の目玉企画のひとつ(?)“世田谷区民上演グループA”の稽古が始まって、この土日祝日に4週目を終えました。

 早くも1ヶ月。回数でいえば10回ですが有意義な“キャンプ”になりました。
 わざわざ“ ”でくくったのは、テント張ってバーベキューするのじゃなく、スポーツチームがシーズン前に行う練習の意味だから。
 基礎体力をつけ、チーム戦術を確認しあう、主に四国や九州、はたまた海外の暖かい地で行うあれですネ。

 実際「さぎそう」※も、いきなり台本に入らず、芝居の基礎を体験しながら、参加者各自が共鳴するところ理解に苦しむところを互いに感じ合い、相性や距離感を掴んでいくカリキュラム。

 ※今回よりグループAは「さぎそう」という名前で
  公演を打っていきます。
  ちなみに「さぎそう」は世田谷区の区花です。

 ファースト・インスピレーションって確かに凄いけど、時間の中で関係性は変化しますから。
 例えば家族役を担った面々が「家族会(?)」という名の“アフター”を催して関係性を深めたりしてますが、そこから生まれる化学反応は、とても面白いです。
 
 思えば、スタートの週が3日連続だったことは幸運だった
 というか、あえて連休を選んだ部分もある。
 今回は初参加者が多く、やはり関係性を深めるには何より「時間」が一番効果的と考えたから。

 過ごす時間が単純に5時間(稽古は基本13~18時)多いことに加え、中4日で再び顔を会わせることができました。
 平均年齢が少々高めで余り間隔が開くとメンバーの顔を忘れてしまうのを避けながら(冗句です)、スタートダッシュでうまく「チーム」にまとまったなぁと。

 10/11のグログにも書いたけれど、08-09シーズンに集まった11人は、かなりマイペースな、そして元気な面々。
 その個性を生かしながら、チームワーク良く本番に臨みたい

 てなわけで“キャンプ”は、最終局面の日祝の二日間、ついに「台本」とご対面。
 それを、ざ~っと通して読んで、終わりました

 今回は「古典」・・・ギリシャ喜劇に挑むので、一度読んだだけではチンプンカンプン。
「意味わからん」「こんなのやるの」などネガティブになっていることがメンバーの表情から窺い知れましたが、まあ、これはどんなレパを選んでも多かれ少なかれ出てくること。

 いよいよ次週から、台本とじっくり向き合う稽古になります。

 種が膨らんだ「さぎそう」にどんな芽が出て、花が咲くのか……本番は2月21日、22日。
 会場はフランチャイズ(?)の北沢タウンホール。
 入場無料で~す!!


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