敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

夙めて〜もしくは続々あけぼの

2024年04月14日 | 身辺雑記

高校の古文の先生は、

高名な大学教授の愛娘。

まだ着任二校目の若き教諭だった。

(前回のおさらい)

 

現国の先生にして高二の担任でもあった

中堅教諭は、某大学創立者の血縁。

とてもシャイで優しい人だった。

彼もまた名門に生まれて、

決して平坦ではない道を歩んだはず。

 

その学校は、著名な俳人

鈴木真砂女の出身校として知られる

日本で最初の私立女子商業学校。

現在は共学の四年制大学になった。

女子バレーボール部が強く、

横山雅美、松浦麻琴ら日本代表も輩出。

 

 

さて、ブログタイトル「夙めて」は

つとめてと読む。

  

『枕草子』の春夏秋を書いたからには

コンプリートしたいのが人情。

 

 

冬はつとめて

雪の降りたるは、言ふべきにもあらず

霜のいと白きも

また、さらでもいと寒きに

火など急ぎおこして、炭もて渡るも

いとつきづきし。

昼になりて、ぬるくゆるびもていけば

火桶の火も、白き灰がちになりてわろし

 

 

春は明け方、夏は夜、秋は夕暮れ、

冬は早朝が良いと清少納言。

・・・気づけば春が過ぎ初夏に。

2024年も三分の一が過ぎようとしている。

コメント
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