麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ドラッグストアと新劇と。

2020年01月24日 | 身辺雑記
新宿を東口から西口へ 大ガードをくぐり抜けると、 左手が思い出横丁で 右手には大きな交差点。 その一角にドラッグストア。 冒頭の写メがそれだけれども…… 昔は「薬屋さん」と呼ばれ、 オレンジ色のぞうさんや、 飛行機やアニメヒーローの乗り物 (しかも10円)が店先にあった。 ・・・そしてある時期、衰退もした。 が、近年は薬局の域をこえて、 日曜雑貨、さらにはお菓子にお弁当、 お酒まであるから、むしろ 「薬もあるコンビニ」な佇まいも多い。 爆買外国人の力も追い風に、 街中にどんどん増えている。 俳優座のある六本木。 その交差点といえば、アマンド。 あるいは交番。 このランドマークを左右に見る角地にも 最近ドラッグストアがオープンした。 以前はケイタイ会社が入っていた。 遠い昔は書店だったんじゃないかしら。 (当時は勤務者ではなかったから 自信はないけれど) きっと様々なテナントが生まれては消えた。 ひとつ確かなのは。 天下の六本木交差点角に 看板を出すのだから、 時代の風をまとっている必要があるってこと。 おっと。 〈10兆円産業へ!〉だとか、 〈拡大に翳りも〉だとか、 ドラッグストアの盛衰についてが 本題ではない かつては演劇界のど真ん中にいた新劇が 薬屋さんのようなV字回復できるのか? という自問自答である。 色褪せたサトちゃん(前述のぞうさん =佐藤製薬のキャラクター)が 寂しげに立つ狭い間口の薬局から、 全面ガラス張りの弧を描いた外壁の こじゃれた店構えのDRGに変貌したように、 ステージアートの中心に立てるのか。 ・・・あくまでも復活の点での比較。 新劇以外の演目に闇雲に手を染めてまで 大通りに打って出る気持ちはない。 急激な躍進を目の当たりにして、 ふと胸に手を当ててみたに過ぎない。
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