
赤地に白ヌキで「福井です。」と。
新宿駅に、猛烈な量の看板が!
アルプス広場には

永平寺や東尋坊など、福井の名所の宣伝!

さらには恐竜も。
福井県勝山市には「福井県立恐竜博物館」がある。
日本の恐竜化石のほとんどが産出されている勝山市。
勝山といえば、三屋裕子さんの出身地でもある!
さて。
この看板群でも自ら「余り知られていない」など、あえて消極的な目線からのアピールを図っているのだが。
実は東演的には割とメジャーな「福井」なのだ。
わずか三十有余名の劇団員の中に、二人も福井人がいて・・・つまり42都道府県を考えれば、高い(?)アベレージの存在だから、顔を合わせると「ふくいネタ」で盛りあがっている。
酒田真弓と小川由樹枝だ

そんな福井の、文体とは対照的に、アグレッシヴで、しかもデザイン自体がかっこいいキャンペーン。

デザインといえば。
今年の『朗読劇/月光の夏』は各地でオリジナルな宣材を使って展開している。
こちらも各地個性的。

偶然2枚とも青系統。
左が時津(長崎)、右横向きが砥部と西条(ともに愛媛)。
やはり「月の光」や「若い特攻隊員」というイメージは、青なのか。
しかも、静かな深い青…。
バックに散らしたのはご存じ、東京版。
一本の芝居。
宣伝美術デザイナーも、舞台を創る上での重要な仲間です。