麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ある日の劇団制作者

2006年03月29日 | 東演
 ニュースなどで、すぐ海外と比較するけれど、小さい頃に親から「誰々ちゃんのおうちと較べるんじゃありません!」と叱られたことを思い出すのは、私だけ?
               
 人は人・・・。それぞれのお国柄があると思う。勿論、良いモノは取り入れた方がいいに決まってます。ただ何でもかんでも較べるな!と。
 それをわかった上で述べるわけで、決して羨ましいとか、そーなればいいな~とか言いたいわけじゃない。かと言って、断固現状を堅守すべし、とゆうわけでもないんだが
                      何が、と言えば日本の演劇制作の話です。何から何までやるんです。でも欧米では企画・票券・広報など職種を分けているのが当たり前・・・。
 さて今日は、東演創立メンバー・笹山栄一に外部から出演オファーがあったので「マネージャー」として同席してまいりました。声を掛けていただいたプロデューサーから、作品の説明やカンパニーの特色、さらには稽古日程などなどお聞きして……。

 外部出演といえば、昨夜のフジ(業界的にはCX)の『世にも奇妙な物語』に弊団・矢野泰子が出演しておりました佐野史郎・戸田菜穂主演の「奥さん屋さん」の1シーン。妻を省みなかった夫が、バスの中で仲睦まじい老夫婦を見て、亡き妻に思いを馳せる重要な場面・・・。舞台とは違う表情で演技をしている(加えてテレビに出るという意識がない)ので気付かなかった方も多いかもしれません。

 午前中は来年2月の公演の仮チラシの作成。前段の打ち合わせの為新宿に出て、戻って『月光の夏』地方公演の見積書を会館に送付し、そのポスターチラシの打ち合わせをデザイナーと電話でこなし、演劇祭のスタッフについてくれた役者にギャラを払い、その合間を縫って『見果てぬ夢』のチケット処理・・・てな調子。
 あ。日本だって、大きいところはちゃんと分業化されてますので念の為。

 そんなこんなの月末(っつか年度末)、精算も出さなきゃ…なんだが、間もなく『見果てぬ夢』の稽古も始まるし・・・そうそう、なのでここ数日は1階(劇場)と3階(稽古場)で自主稽古が繰り広げられております!

 5/6日(土)~14日(日)、東演パラータにて。
 近々、稽古場日記もスタートする予定です。
 そちらもお楽しみに
 
コメント
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