Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

焼酎の日

2012-11-02 23:59:09 | Spirits&Others
11月1日は焼酎の日です。

焼酎は普通8~9月から仕込みが始まり、
新酒ができあがるのは11月1日前後・・・というのが由来。


11月1日はバイトがあって、
終わってから焼酎飲みに行きたかったのですが、
実は焼酎師匠、この日は蔵元の会やら仕入やらで九州に行ってましてお店は休み。

ほかの店を検討しましたが面倒くさくなって、
家に帰って焼酎飲んで寝ました。



師匠は2日から店開けることになってましたが、
私は週末ずっとバイト入ってて、
おみやげにありつけるのは週明けか・・・と諦めておりましたら、
なんと2日はまさかのバイト激ヒマで早上がり。

わーい!
焼酎飲みに行くぞー。

おかえりなさーい!

ただいまー。お土産ありますよー。


で、1杯目はこちら。


一壷春(宮崎・芋)
これは熟成酒ね。


お?これは?

芋焼酎を作る薩摩芋、コガネセンガン!


この日のお通しはシンプルにコガネセンガンを蒸して。

ほほう。
じゃがいもとサツマイモの中間みたいな感じですな。

そのほか、


カツオの一夜干し、とか、



日向漬とか、



おび天とか、

この日のつまみは宮崎みやげ


焼酎たくさん買ったけどほとんど宅急便だから明日以降に届くって・・・。
そりゃそうだ。

これは唯一持って来た新酒。


御幣 無濾過本格芋焼酎(宮崎)
ほほう。
やっぱり新酒は荒々しいですな。
でも季節ものなんでね。

次回来たときいろんな新酒をいただきまーす。


で、この日は黒千代香であったまりまーす。


紫尾の露という焼酎の前割りを燗付けて飲むのです。
おいしー。
やさしー。


あ、高千穂酒造の梅酒の新酒もいただきました。

ふむふむ。
こういうのはクイクイすぐに無くなっちゃう。
デザートのつもりだったのに
なんか物足りないな。

うーん、うーん・・・。

デザートになる焼酎ください!!

そしたら師匠、「はいわかりました!」
と、出してくださいました。


本格焼酎喜六九州144号玉茜白麹仕込み長期貯蔵酒  

おお!
なんて香り高い焼酎なのでしょう?
なんでしょうこの、
フレンチやイタリアンの食後にハーブティを飲んでいるかのような
ホッとする感覚は!

これは大好きな「蔵番長」に通じるものがある。
きっとカロテンが多い芋なんじゃないかな?

「さっすがー!そうなんです。」と師匠。


裏貼り抜粋
この焼酎は土づくりから始まる私たちの焼酎造りの姿勢を伝えています。
2006年、形状は球形、皮色は淡褐色、肉色は鮮やかな橙色、
独特な個性を持った芋「タマアカネ」(九州144号)を
農業生産法人「甦る大地の会」で栽培し焼酎に仕込みました。
麹米は宮崎県産「ヒノヒカリ」です。独自の風味は長期間の貯蔵により熟成しました。
宮崎県高鍋町の風土と玉茜の個性を味わって下さい。
本格焼酎の新たな可能性が伝わることを願っています。


あーマジでウマい。
ベジータクイーン無きいま、玉茜に頑張ってもらうしかないなこりゃ。


しっかし、
わたしに何を与えれば満足するかわかっていらっしゃる、
師匠はほんとにすごい人です。


ということで大満足の、1日遅れの焼酎の日でした。