クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ロードスター その6

2018-04-08 13:51:10 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
シフトチューニングキットの組み込み作業を行いました。

NAロードスターのシフトレバーは、ギヤを入れるのも抜くのも「渋い」動きの上に30N以上の力が要ります。

リフトアップしてミッションの下から手を入れてプラグを外し、キットのプラグに交換するだけで完了。

ポペットボールを押しているスプリングのプリロードを低くするだけなのでカンタン、強さの調整もできます。

で組み終えたあと測定してみました。

30N〜35Nだったのが、12N〜18Nになりました(調整ワッシャー二枚)動き出しの渋さは微塵もありません。

シフトレバーの先端に付いている樹脂ブッシュもキットの真鍮製に交換。シフトレバーの遊びが少なくなります。

遊びストロークも変更後のストロークを測定してみました。

シフトノブ上面で、純正の遊び寸法8.5mmだったものが7.0mmになりました。

約20%少なくなったわけです。



これでシフトレバーがスッと動き、シンクロさせる瞬間の手応えをカンタンに
コントロール&感じられるようになりました。

シフト操作のリズム感がまるで違ったものになります。

ロードスターはこうでなくては⋯⋯




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2 コメント

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私のクルマにも付いていましたが樹脂カラーに 戻しました。 (NA8C乗り)
2018-04-09 20:20:31
真鍮カラーは定番のようですが、
ミッションオイル交換の時にシフトレバー側も交換と
思って外してみたら割れてなくなっていた…なんて話も聞きます。
(もちろん現在流通してる品物は対策されているかもしれません)

高価なミッションオイルでも得られない好感触が
最大のメリットですが、そういう例もあるという事で…。

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書き込みありがとうございます (くにまさ)
2018-04-10 18:38:00
書き込まれている内容はオリジナルボックス社製のシフトチューニングキットに関係した話でしょうか?それと購入していただいた方からの書き込みでしょうか?
当方のシフトチューニングキットでは起こりえない話に思えるのですが⋯

まず、カラーが穴にすっぽりとはまり込んでいる構造を知っている人なら、真鍮製カラーがトラブルを起こしたとしても、シフトレバーで抑え込んでいるので、無くなることはないと分かるはずです。

本当に無くなっていたら、元々何が入っていたかわかりませんよね⋯
どこに消えていったかも気になりますし⋯

曲がったりキズがついたり、裂ける、すり減る、凹むことはあっても真鍮が割れるとは聞いたことがありません。

それと、ご存知無いから書き込まれたと思うのですが、ロードスターのシフトが渋いのは「シフト機構」の問題です、高価なミッションオイルを入れたからといって渋さが取れるわけではありません。つまりオイルでは解決しない話です。

少なくともオリジナルボックス社製のシフトチューニングキットに含まれている
真鍮製カラーが使っているうちに消えて無くなることはありません…ご安心下さい
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