クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

マツ耐

2019-07-29 13:53:29 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
マツダ耐久レースに参加しているNBロードスターが、ダンパーオーバーホールで入庫してきました。

二年ほど前から親子と知人で組んで走っています。

サスペンションは純正のままで、タイヤとブレーキパッドが変更点といえばそれ。

純正サスペンションでサーキット走行をすると、想像通り大きくロールしてタイヤの角を使って走る様子が、
摩耗状況から見て取れます。

私は燃費を稼ぐ役割です⋯父
その貯金を切り崩すのが私⋯息子

十分楽しめているのですが、筑波コース2000の最終コーナーで一旦リヤが流れると、
その後コントロールが難しく怖い思いをすることがある。
それをなんとかしてもらえれば、というのがリクエスト。

ファイナルオーバーステアー(オーバーヨーのことです)と言われる、
厄介な特性をチューニングしてほしいと言っているわけです。

先ずは純正のビルシュタインダンパーオーバーホール。リフレッシュ項目全て。

減衰力を「純正スプリングに合わせた」サーキット仕様に変更。

バンプラバー交換、目玉ブッシュ交換、ダストブーツ交換、アッパーマウントブッシュ交換。
スプリングシートパッド交換。

FrRrのホイールストロークバランス変更。

フロントリヤの車高バランス変更。

キャスター角変更。キャンバー角変更。サイドスリップ調整。

外観はノーマル然。

純正よりも乗り心地が少し快適に。

問題のファイナルオーバーステアーはどうなったか⋯

次回のマツ耐を待ちましょう。





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