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シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

OB会余話(6) 喫茶「あずまや」さんで名残のお茶席

2007年10月23日 | グルメ・他
遠路の参加者の帰りの時間もあり、昼食後のお茶を「あずまや」さんで頂いた。
こちらは自宅を改装した喫茶店で、お庭でも頂けるし応接室でも頂ける。
オーナーは資産家らしく敷地は相当広く庭木も綺麗に手入れされていて、車庫にはベンツが停まっていました。

我々は靴を脱いで応接室に上げていただいた。
さて、なににするかと悩んだが、宇治まで来たのだからと皆さん抹茶を所望されました。
中に一人「抹茶パフェ」と言った人間がおります。
当家の女主人はすかさず「え、え、えーっ!」と声を発せられました。
その叫び声に注文した人間は「すみません、雰囲気読めませんでした。僕も抹茶にします!」
若奥さんが出てきて「あらまあ、お母さんたら・・・」と笑っておられるだけで、「はい、それじゃ抹茶を九つ」と仕切られてしまいました。

残金が3,000円になりましたので、一人取りの抽選会をして解散となりましたが、私の計算違いで本当の残金は13,000円でした。
10,000円は別の機会にお返ししたいと思っていますが、多分、悪童三人衆U.T君、U.Y君、H.H君の飲み代として返却させていただくことになると思います。
他の参加者の皆さんスミマセンでした。

OB会余話(5) 遊覧船予約は喜撰茶屋で

2007年10月23日 | グルメ・他
今回のOB会で一番好評だったのは遊覧船で昼食をとるコース。
下見に行った甲斐がありました。
昼食は持ち込みなので、乗り場前の「喜撰茶屋」さんで弁当を予約。
抹茶料理のきせん弁当は3,150円でした。
舟の手配もしてくれますが、こちらは一人600円です。
5人でも10人でも、一人600円ですが、一艘いくらにしたほうが合理的だと思うのですが・・・。
ビールは余分に積み込んでも余った分は引き取ってくれます。
「どないしたら、あんなん出来るん?」という声も聞こえましたが、上述の如く喜撰茶屋さんで予約するとOKなのです。

21日(日)の11時半の予約をしていたのですが、人数確定の連絡をしたら「予約が入っていません」と言われました。
「そんな筈無いですよ。お伺いして予約させていただいた時に女将さんはノートに書き込んでおられましたよ」
「ないですねえ・・・。そやけど映研OB会という名前は聞いた記憶がありますわ・・・」
「20日に隣の塔見茶屋さんに泊まるという話をしたので、もしかしたら20日に記入されてません?」
「あらあ、ホンマやわ。私、書き間違ってたんやわあ」と和やかな会話を一週間ほど前に致しました。

船頭さんが棹差す遊覧船は頻繁に出ていますが、舟に乗って川辺の風景を楽しむだけです。
それに比べてこちらはゆったりとした酒席で、結構なボリュームがある会席料理でワイワイやってます。
すれ違う舟の乗船客からは「美味そうやなあ。羨ましいなあ」などと声が掛かかりました。
仲間からは「えらい優越感持てますね。気分いいですわ」と喜んでもらえました。
今回初めて参加してくれたI.H君は、板付きのミニ蒲鉾を板ごと食べて痛がってました。
本当に小さな蒲鉾なのですが、ちゃんと板が付いているのです。

季節は桜の頃が一番良いそうです。
中の島側も、あじろぎの道側も桜並木が並んでいました。
桜吹雪の中行く舟はもっと気持ちが良いのだろうと想像します。

OB会余話(4) 源氏物語ミュージアム

2007年10月23日 | グルメ・他
源氏物語ミュージアムは宇治上神社からさわらびの道を歩いて行った閑静な場所にある。
入館料は500円。
展示場は何部屋かに分かれていて、春の間は光源氏の邸宅である六条院の模型と、牛車や調度品が復元されて展示してある。
秋の間では光源氏の子である薫が八の宮邸に住む大君・中君を見初める宇治十帖でもっとも有名な「橋姫」の場面が人形で再現されている。

これで500円は高すぎると思っていたら、20分ほどの映画が映像展示室で上映された。
源氏物語最後のヒロイン浮き舟を描いた第五十一帖の「浮船」が人形劇で撮られていて監督は篠田正浩。
上映中の途中退場は出来ないシステムなっていた。

人形を製作された方と同姓同名の者が仲間にいて「お前さん、こんなバイトしてたん?」とそこだけで受けた。
もっとも場内が暗転すると前夜の睡眠不足がたたり睡魔が襲ってきて、階段状の長椅子から落ちないように必死だった。
それでもこの映画がなければがっかりだったと思う。

OB会余話(3) 定朝作の阿弥陀如来坐像

2007年10月23日 | グルメ・他
平等院の鳳凰堂には50名づつしか入れない。
早朝は少なかった人出も好天に誘われてか拝観者の人数は加速度的に増えた。
鳳凰堂の拝観は、平等院の拝観料とは別の志として300円がいる。
(ちなみにミュージアムの鳳翔館への入場は拝観料に含まれています)

拝観予約をすると30分待ちで、我々が拝観できる頃には50分待ちになっていた。
「50分待ちだと、この整理券を500円で買う人がいませんかね?」
「50分だと300円の整理券だから、1000円でも買う人が居てるやろ・・・」
阿弥陀様の前で何という不謹慎な会話をするのだ。
これには前の人も思わず失笑していた。

ちなみに、定朝作と断定できるのは鳳凰堂の阿弥陀如来しかないそうである。
定朝とは寄木造りを考案し、その後の仏像彫刻に決定的な影響を及ぼした一代の名匠だったようだ。