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シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

OB会 in 宇治

2007年10月21日 | グルメ・他
20日、21日と大学のクラブ(映画研究部)のOB会だった。
さしずめ首長の元に結集した一族郎党といった感じ。
私が首長で居られるように、私の代を筆頭に当時の下級生達の集まりとしていて、3年に一度の割で開催している。
実体はクラブのOB会と言うより、当時我が家に入り浸っていた仲間の結集会になっている。
したがって私が首長なのだと思っているが、私の席をN君とU君が狙っている。
今年は我々の代が幹事年となっていて、近場の宇治で一泊二日のOB会だった。

持ち込み材の買出しもあってM君と11時に京阪宇治駅で待ち合わせ。
散歩しながら、昼は安く上げようと「あじろ木」というお好み焼きやさんで昼食。
もちろんお好み焼きなのでビールで一杯。
まだまだ集合までは時間があるので特別にイカの塩焼きを作ってもらって長居をする。
愛想の良いオバサンが一人でやってるこじんまりした店で、長居もこれまでかと外に出て函館寿司で仕切りなおしをたくらんでいる所へ、U君1号、2号にH君、鹿児島から遠来のY君から「何処にいてるのか?」と電話が入る。
居り場所を連絡し、宇治橋交差点で出会う。
前述のM君はすでに出来上がっていて、交差点で手旗信号の交通整理をしていた。
彼らは昼食がまだということで「おばさん・・・客引きをしてきました。20分ぶりのご無沙汰でしたね」と先ほどのお好み焼き屋へ。
「いやあ、有難うございます」と僕達の席を用意してくれた。
ここはお好み焼きのマヨネーズは大阪と違って別料金で、漢数字の縦書きでで一一0円と書いてある。
これは、20円なのか110円なのかなどと、つまらぬことで盛り上がる。
このつらなさがたまらなくいいのだ。

チェックイン可能時間になったので旅館へ向う。
こちらに向かうと連絡が入った鳥取からやって来たK君には氷を買ってくるように要請。
東京からくるN君にはデザートのメロンを頼んだが拒否され、やがて全員集合。
差し入れ要請をしていたので、ワイン・焼酎・日本酒がずらりと並ぶ。
黒木酒造の「百年の孤独」が二人から差し入れられた。
10,000円のプレミア価格の焼酎だ。
硬軟合わせて8枚のDVDも差し入れられたのは映研のOB会らしい。

すっかり出来上がったところで、ちょうど開催されていた宇治田楽まつりに出かける。
3日間だけ置き灯篭によるライトアップがなされていて、平等院と並ぶ世界遺産の宇治上神社までの「さわらびの道」は趣があった。
また中の島で開催されていた田楽はかがり火がたかれ、暗闇に浮かぶ舞いが幻想的であった。
夜間の散策、田楽の見学を続けたかったが、夜の宴会及び団欒も楽しみの一つなので早めに旅館に引き上げた。

食事時、部屋での団欒は気の置けない連中との至福の一時だった。
私は12時でダウンだが皆は1時頃までやっていたらしい。

3時半頃に廊下を歩く足音が・・・。
ドアを開けるとM君が散歩に行こうと誘う。
流石に目覚めが悪く、一風呂浴びて目を覚まし4時半から散歩。
外は宇治川の冷気を含み肌寒い。
1時間半ほど歩くとM君はローソンでパンを2個買って食べた。
かれの食欲はスゴイ。
帰って再度入浴。

朝食後は差し入れの余り物の抽選会。
一等は包装紙つきの百年の孤独で二等は包装紙なしの百年の孤独、以下10等まで。
そして世界遺産の平等院を拝観。
時間があるので源氏物語ミュージアムへ。

11時半から昼食付きの宇治川舟遊び。
他の観光客も船に乗って遊覧しているが食事はない。
事前に「喜撰茶屋」さんで予約しておいて良かった。
我々のビールを飲みながらの食事風景を見て「美味しそうやな」とか「羨ましい」とか声を掛けてくれ、土手行く人は指差しながら噂してる姿が見受けられた。
この時ばかりは優越感に浸れ、これが最高の企画だったと仲間に喜ばれる。

食後は個人宅を改装した喫茶「あずまや」さんで抹茶を頂き三年後の再会を約して解散。
楽しい2日間でした。
でも、疲れたあ~! 寝不足だあ~!

鹿児島、東京、鳥取、福井の遠来組の皆様、無事お帰りの上、次回も是非ご参集ください。