シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

飛鳥大仏

2009年06月13日 | グルメ・他
今朝起きて新聞を取りに出る。
雨はなそうで、日照りも強くなさそう。
過日より聖徳太子に興味を持っていて、摂政になる前後の時代を知りたくて飛鳥まで出かけることにした。
「和(やはらぎ)をもって貴しとなす」とは17条憲法の第1条だから、当時は血族を交えた闘争がひどかったのだろう。
平和な世の中を夢見た太子ではあるが、その後も大化の改新、壬申の乱と続くことになる。
壬申の乱に勝利した天武天皇は妻の持統天皇と共に陵墓に眠っておられる。
何度か明日香村を訪ねているが、今日は飛鳥寺と甘樫丘に絞って出かけた。
体力が落ちていて自転車を漕ぐのも少しの上り坂でダウンの状態。
天武・持統陵から飛鳥寺に向かい、そこに立ち寄ってから甘樫丘に向かった。
甘樫丘は後ろの人の息遣いにあおられながら登る。
大和三山は意外と小高い山だと分かる。
飛鳥の地は狭くて、ここで数多の出来事が繰り広げられたことに感慨深いものを感じた。
確かに甘樫丘に居を構えた曽我氏は板葺宮をはじめ、幾多の施設を見下ろしていたことを確認できた。
上から見下ろされるのは気分がよくないのは道理のようで、墓地なども低地に大きな墓を造り、上段は小さな墓を造る。
死んでまで見下ろされたくないという心理を思んばってのことだそうで、我が家の墓は当然の如く上段にある。
曽我氏の権勢を垣間見たような気がした。

お昼は以前にも行ったことのある「酒船亭」。
酒船御膳は1500円だが天婦羅を付けると2000円になる。
と言うことは天婦羅は500円と言うことだ。
これは高い。300円で1800円だったら天婦羅付きにしたが、ここは1500円で我慢。
お金にはルーズな私だが、食い物が絡むと意気地がなくなってしまう。

食後は岡寺へ。
急な坂がこたえた。
貸自転車を途中で置いて上ったが膝がガクガクだった。
いけない!体力がメチャ落ちだ。
太ももの筋力が滅茶落ち。
汗だくになりながら明日香村の散策を終える。
帰りの電車で携帯で地デジで阪神の試合を見ると途中経過だが6対0で負けていた。
止めの「ドッと疲れた」でなんとか家にたどりつく。
つ・か・れ・たぁ~!
コメント
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