シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

女の園

2012年07月24日 | 映画
さて遠征して見た木下恵介作品の「女の園」だが、やけにフェード・アウト、フェード・インが多い映画で、随分とローアングルのシーンが多い映画だなあと感じた。
音声と絵が時々飛んで、少し雨も降ったりして、懐かしい場末の三番館で見ているようなノスタルジーを味わせてもらった。
僕が最高の女優と思っている高峰秀子さんに加えて、高峰三枝子、岸恵子、久我美子、田村高廣、金子信雄、東山千栄子、望月優子など豪華なキャスティングだ。
この映画の高峰三枝子さんは良かった。
こんなにいい役者さんだったんですねえ。
原作がそうなのだろうが、絶対的な善人が存在しない中で、それぞれの自由と理想をを求めてぶつかり合う姿に迫力が有り、セリフも非常に面白いものがあった。
学園の自由は現在でも存在するテーマだとは思うが、今では作ることが出来ない内容の作品だ。
京都、奈良、姫路のロケ地は全体の雰囲気を写し取ってはいなかったけれど、でも失くしてしまった貴重な景色を感じさせて、美しい風景があったんだなあと感慨深いものがあった。
古い作品を見るときの楽しみの一つである。
そう言えば「木下恵介アワー」なんていうテレビ番組があって見ていた記憶だけはある。
だけどどんなドラマが放映されていたのかの記憶は全くない。
でも、そんな冠番組を持つぐらいだったので、やはり一時代を築いた監督だったのだろう。
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夏祭り

2012年07月23日 | グルメ・他
九条にあるシネ・ヌーヴォで木下恵介特集をやっているので「女の園」を見に行った。
折しも茨住吉神社の祭礼が行われていて九条の商店街を神輿やら獅子舞やら住吉踊りの一団やらが練り歩いて賑やかなことであった。
太鼓を乗せた神輿では赤ちゃんが世話役さんに抱かれて太鼓を叩いてもらっていた。
健やかに育つようにと神様へのお願いなのであろう。
大きな日よけ笠を叩きながら、その周りを飛び跳ねて住吉踊りを舞い踊る子供たちの姿も微笑ましい。
裏路地で踊ったり囃したりする団体が何グループかあって、なかなかの氏子人数であった。
さてさて今日は天神祭の宵々宮で大阪に真夏の到来だ。
たまたま出会った祭りの賑わいだったが、なぜだか心洗われるような気がしたし、のんびとした気分にさせられた。
少子化の流れはなかなか止まらないが、祭りを受け継いでいつまでも残してほしいものだと思った。
いやはや思いもかけず珍しいものを見せてもらって、これだけでも出かけてきた甲斐が有ったというものだった。
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どないしたら勝てるん?

2012年07月19日 | 阪神タイガース
プロ野球のペナントレースはオールスター休みに入った。
7月に入って阪神は3勝10敗1分けと散々な結果だ。
特に宿敵巨人には5敗1分けと一つも勝ててない。
情けない・・・(涙)

ホームランは2リーグ分裂以後の球団通産7000号を放った新井良太(弟)の1本だけというパワーの無さだ。
チーム本塁打29本は、もうすぐ24本のバレンティンに抜かれそうな状況。
打撃ベストテンには誰もおらんし、鳥谷の0.261が最高ではなあ・・・(ガクッ)

シーズン当初は頑張ってた投手陣もここにきて自信をなくしてきてるし、打ったら打たれ、抑えたら打たんという悪循環の繰り返し。
ピッチャー代えたらリリーフ投手が打たれるし、先発を続投させたら打たれた後のリリーフが頑張るし、えらいチグハグや。
これって、選手が悪いん? 和田が悪いん?
阪神の不良債権となってしまった城島のせいか?

お盆前にシーズンが終わってしまう懐かしい時代が帰ってきたんかなあ・・・。
いやいや、そんなことはない!
2年連続最多安打のマートンは、遅れてる分を取り返すはずや。
ブラゼルはホームランの量産体制に入るはずや。
3割バッターの鳥谷は今から打ちまくるんやと思う。
新井の兄貴も弟にホームラン抜かれるはずはない。
全日本学生の4番伊藤隼太も期待にたがわず後半戦で羽ばたくと思う。
絶好調になった城島が帰ってくるかもしれん。
鉄人金本は夏場に強い。
なんか、やれそうな気もするんやけどなあ・・・・・・。
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やってきました、日本の夏が

2012年07月16日 | 映画
先日「少年は残酷な弓を射る」という映画を見に行ったのですが、まだ七夕の吹き流しが飾られていました。
係員の方が作業をされていましたが、撤去ではなく電球などを取り付けてメンテナンス作業をされていました。
七夕は過ぎ去っていますが今後さしたるイベントもないのでそのまま残していたのかもしれません。
すぐちかくで「ゆびきりの家」というお化け屋敷が登場していました。
九州では梅雨時期の豪雨災害が起きて大変ですが、天気も気温も風物も夏に向かっているようです。
映画は心理サスペンス&ホラーとでも言っていいような、お化け屋敷よりも恐ろしいお話でした。
子供は天使でもあり悪魔でもあるという陰惨な映画で、気持ちよく映画館を出ることが出来ない映画です。
でも三流映画と言うわけではありません。
観客の想像を掻き立てる構成で面白かったです。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

7/21から9/7までシネ・ヌーヴォで木下恵介監督生誕百年として全作品49本の一挙上映が催されます。
映画館で見た作品は限られています。
そのなかに友人と時間つぶしに入った映画館で上映されていた「なつかしき笛や太鼓」があります。
内容やシーンはトント思い出せないのですが、併映が(当時は二本立て興行)内藤洋子主演の「育ちざかり」だったことをなぜか鮮明に覚えています。
村松英子、十朱幸代との三姉妹で、誰だったか思い出せませんが村松英子と内藤洋子に"大デコ、小デコ"と額を突っつくシーンがあったことを覚えています。
どうして、そんなつまらないシーンだけを覚えているのかわかりません。
不思議です・・・。
節電の夏で、映画鑑賞も推奨されていますから何本か見に行ってみようと思っています。
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訃報 山田五十鈴

2012年07月10日 | 映画
大女優の山田五十鈴さんの訃報が報じられた。
僕の中では三人の女優をあげるとすれば、今のところ高峰秀子、山田五十鈴、岩下志麻なのである。
山田さんのあの貫禄と艶っぽさはそうそう出せるものではない。
今日は彼女を偲んでDVD三昧としよう。
所持しているなかでは「祇園の姉妹」「猫と庄造と二人のをんな」「蜘蛛巣城」だな。

人は死して名を残すと言うが、死してその姿と作品を残すことが出来る俳優さんは幸せだなあとも思う。
アーネスト・ボーグナインも先日亡くなったとか。
お二人のご冥福を祈りたい。
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明太子ポテト

2012年07月09日 | グルメ・他
今日が賞味期限の明太子が1切れ残っていたので軽く1品作ってみた。
男の手料理なので超簡単。
常温でやわらかくしたバターに明太子を投入。
それを良くかき混ぜて、香り付けに白ワインと思ったがそれはなく、チーズフォンデュの時に使ったキリッシュが残っていたのでそれを代用。
スライスしたジャガイモをオリーブオイルで少し炒めて、それに上記のソースをふりかけ、ふたをして、こんがりと焼き上げる。
それでオシマイ。
あとは刻んだノリを振りかけて、さらにネギをみじん切りにして振りかけようと思ったら、それは野菜室になくて省略。
簡単な割にはちょっとしゃれた味で、出来ればビールのアテにしたいところ。
人様に出せるものかどうか自信がなく、一人でとる昼食時にチャレンジしてみたわけだ。
自分の昼食は自分で手当てするという我が家の憲法の為、簡単レシピにも慣れ親しんでおかなくてはならない。
自分で作った物は文句を言われる筋合いもなく、また文句を言うわけにもいくまい。
まずかろうが「美味い」と思い込んで食せざるを得ない(でも、これはいけました)。
料理が苦手なだけに、料理が上手い男性は尊敬に値すると、つくづく思う私であった。
コメント (2)
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5年ぶりの6連敗

2012年07月08日 | 阪神タイガース
どんだけ負けたら気がすむんやろ?
ついに阪神は6連敗で、懐かしくさえある弱い阪神が帰ってきてしもうた。
交流戦が終わってDeNAに勝ち越して「よしよし…」と思ったのもつかの間で、続く中日に3連敗。
ヤクルトに負け越したら、広島の2連戦を連敗し、巨人戦は再び3連敗。
この間、勝ったんはDeNAに2つと、ヤクルトの1つだけで3勝11敗の散々な成績。
勝てる試合を、ベンチも選手もミスして負けてるから、負けてる気がせんだけにイライラする。
どっちかと言うたら押してる試合が多いんやけどなあ・・・。
せやけど6連敗は5年ぶりのことやから、まあ強いチームやった筈やねん。
今は投打のかみ合わせが悪い。
藤川が戻ってきたのに、巨人戦は登板の機会なしやったし・・・。
打ってるんも新井兄弟だけやしなあ・・・。
我慢、我慢、今は我慢や。
もうちょっとだけ我慢して見てやろう。
来週も全試合放送あるんやから、美味い晩飯を食べさせて欲しい。
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怒り心頭

2012年07月03日 | 阪神タイガース
勝つ気あるんか!
何回逆転負けしたら気がすむんや!
9回裏3対1で阪神のリード、アウトカウントはツーアウトでランナー無し。
久しぶりにタイガース日記書けると思ってパソコンのスイッチ入れたんが悪夢の始まりやった。
3連続ヒットで1点入れられたけど、まだ3対2や。
ダブルスチール決められて2塁、3塁になったけど、榎田ってランナー出してから抑えるタイプのピッチャーやし・・・。
バッターの梵は全然タイミング合ってへんし、2ストライク取って、あと一球コールこだましてるし、これは三振で終わりやなと思とった。
予想通り内角球を梵が空振りしてゲームセット・・・のはずやった。
な・ん・で?
バッターの梵が一塁へ向かって走っとるやないか。
よー見たら、キャッチャーの小宮山がボールをはじいて、追いかけてる間に二人もホームに帰ってきてしもうた。
あっという間に逆転された。
榎田のワイルドピッチになったけどキャッチャー小宮山のミスや。
スライドしたとは言え、ワンバウンドしてないボールをはじいて二人も帰すとは何たるザマや!
この間から終盤に逆転されるパターンばっかりやないか!
なんぼリードしてても勝つ気せえへんやないか!
温厚なオイラも流石に頭にきた。
ベンチも選手もアホばっかりやったら勝たれへん。
んもー!信じられへん負けや。
絶対今夜は眠られへんわ。
バカ、バカ、バカ、阪神の大馬鹿野郎め!!
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